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Windowsのテーマ管理,マウスカーソル管理【備忘録】

Last updated at Posted at 2025-03-24

はじめに

この記事では主にwindows11でのテーマ、マウスカーソルの管理について書いていきます。
※英語が少しでも読めて多少PCを使った事がある人ならこの記事にある内容はできます。

中学生が書いますのでどうかご容赦ください

目次

マウスカーソル

当然のことですがマウスカーソルというのはマウスと連動して動く矢印マークのあれですね
知らない方もいるかもしれませんがあれ実は作成したりネットから拾ってきて設定できるんです!
さらにさらにマウスカーソルにはアニメーションを設定することができ、そのようなファイルはani、通常の動かないやつはcarという拡張子になっています。

マウスカーソルの設定方法

マウスカーソルを変更するにはレジストリエディタからと設定から行う二種類があります。
レジストリから行いたい方は管理方法を見てチャレンジしてみてください。
では設定から変更する手段についてお話します。
まずはマウスカーソルをどこかに保存しなくてはどうしようもありませんこれを行わなければ一時保存ファイル(tmp)に保存されるのみでpcに再起動がかかってしまうともとに戻ってしまいます。通常、デフォルトのカーソルは"C:\Windows\Cursors"に保存されていますが公式のくせにと言っては難ですがファイルによって分けられたりされてないので自分は"C:\Cursors"というフォルダを作ってそこに保管しています。皆さんは

個人で使う場合 複数ユーザーで使う場合 単ユーザーの場合
パス "C:Cursors" "C:Cursors" %USERPROFILE%\Cursors

このようにするのが一番いいかと思います。ファイルの作成にはWindowsKey+Xを同時押ししてAを押した後に"mkdir パス"を実行すると可能です。次は"explorer"を実行したのちに"exit"と入力、ここでコマンドでの操作は辞め、エクスプローラーを使っていきます。まずは圧縮されていたら解凍をしてください。その中に入っていたり作ったcur、aniファイルをすべて作ったファイルに移動させてください。さて、次はファイルをマウスカーソルとして設定していく方法についてです。WindowsKey+Xを同時押ししたのち、Nをで設定を開き、個人用設定→テーマ→マウスカーソル→上から順に参照してその名前にあったものを選んでいってください。

マウスカーソルの作成方法

まず、マウスカーソルを使えるアプリをインストールしましょう自分はRealWorld Cursor editorを使っています。そして、下記の表を参考にしつつ準備しましょうファイル名はできるだけ表のファイル名と同じようにしてください。レジストリを変更して行う方はもう一つ下の表を参考に作成を進めていきましょう。

レジストリの変更はリスクが伴うのでbatファイルで設定の自動化ファイルを作りたい!などの特殊な事情があるかつ知識のある方のみやるようにしましょう

通常のファイルの名前の付け方
ファイル名 画像 説明 重要度
①通常の選択 aero_arrow.png 何もしてないときのやつ
②ヘルプの選択 aero_helpsel.png どこで使われているのやら...
③バックグラウンドで作業中 aero_working_page_01.png アプリを起動中などに出る
④待ち状態 aero_busy_page_01.png まだ処理中で入力を受け付けてないとき
⑤領域選択 cross_rl.png 画面キャプチャの範囲を選択するのに出る
⑥テキスト選択 beam_rl.png テキストにカーソルを合わせたとき出る
⑦手書き aero_pen.png どこで使われているのやら...
⑧利用不可 aero_unavail.png たまにアプリによっては出てくる。ドラックした状態でドロップできないときなどに出る
⑨上下に拡大/縮小 aero_ns.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑩左右に拡大/縮小 aero_ew.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑪斜めに拡大/縮小 1 aero_nwse.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑫斜めに拡大/縮小 2 aero_nesw.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑬移動 aero_move.png ウィンドウを移動する際に出る
⑭代替選択 aero_up.png どこで使われているのやら...
⑮リンクの選択 aero_link.png リンクにカーソルを合わすと出てくる
⑯場所の選択 aero_pin.png どこで使われているのやら... ×
⑰人の選択 aero_person.png どこで使われているのやら... ×

重要度 × : 自分は一度も見たことがありませんしこれを描いている絵師さんも少ないです
重要度 △ : 自分は一度も見たことがありませんがこれを描いている絵師さんは結構います
重要度 ○ : 使っているアプリによっては出てくるかもです
重要度 ◎ : 必ずと言っていいほど出てきます

レジストリを使う際の名前の付け方
ファイル名 画像 説明 重要度
①AppStarting aero_working_page_01.png アプリを起動中などに出る
②Arrow aero_arrow.png 何もしてないときのやつ
③Crosshair cross_rl.png 画面キャプチャの範囲を選択するのに出る
④Hand aero_link.png リンクにカーソルを合わすと出てくる
⑤Help aero_helpsel.png どこで使われているのやら...
⑥IBeam beam_rl.png テキストにカーソルを合わせたとき出る
⑦No aero_unavail.png たまにアプリによっては出てくる。ドラックした状態でドロップできないときなどに出る
⑧NWPen aero_pen.png どこで使われているのやら...
⑨Person aero_person.png どこで使われているのやら... ×
⑩Pin aero_pin.png どこで使われているのやら... ×
⑪SizeAll aero_move.png ウィンドウを移動する際に出る
⑫SizeNESW aero_nesw.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑬SizeNS aero_ns.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑭SizeNWSE aero_nwse.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑮SizeWE aero_ew.png ウィンドウの拡大縮小の際に出る
⑯UpArrow aero_up.png どこで使われているのやら...
⑰Wait aero_busy_page_01.png まだ処理中で入力を受け付けてないとき

重要度 × : 自分は一度も見たことがありませんしこれを描いている絵師さんも少ないです
重要度 △ : 自分は一度も見たことがありませんがこれを描いている絵師さんは結構います
重要度 ○ : 使っているアプリによっては出てくるかもです
重要度 ◎ : 必ずと言っていいほど出てきます

マウスカーソルの管理方法

レジストリの変更はリスクが伴うのでbatファイルで設定の自動化ファイルを作りたい!などの特殊な事情があるかつ知識のある方のみやるようにしましょう

まずなぜレジストリから設定する必要があるの?と思うかもしれませんが、例えばそれをパソコンの操作もままならないような人にも使ってもらうためにはbatファイルなどでマウスカーソルの設定をワンクリックで行えるようにしなければなりません。その時にレジストリは必要なのです
マウスカーソルに関連するレジストリキーは全部で17個以上あります。そしてレジストリキーの場所は\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Cursorsにあります。レジストリエディタの開き方は自分で調べてください。これも調べられない人にこの作業はお勧めできません

レジストリキー
キーの名前 設定からやるときの名前 画像
AppStarting バックグランドで作業中 aero_working_page_01.png
Arrow 通常の選択 aero_arrow.png
Crosshair 領域選択 cross_rl.png
Hand リンクの選択 aero_link.png
Help ヘルプの選択 aero_helpsel.png
IBeam テキスト選択 beam_rl.png
No 利用不可 aero_unavail.png
NWPen 手書き aero_pen.png
Person 人の選択 aero_person.png
Pin 場所の選択 aero_pin.png
SizeAll 移動 aero_move.png
SizeNESW 斜めに拡大/縮小 2 aero_nesw.png
SizeNS 左右に拡大/縮小 aero_ns.png
SizeNWSE 斜めに拡大/縮小 1 aero_nwse.png
SizeWE 上下に拡大/縮小 aero_ew.png
UpArrow 代替選択 aero_up.png
Wait 待ち状態 aero_busy_page_01.png

これで調べたキーのデータを設定したいcurファイルのパスにしてください。
ところで勘の良い人はさっきの文章で気が付いたかもしれませんが17個"以上"ってなんだ?と思うかもしれませんがそれは保存されたカーソルというのがあるからです!それらのキーは\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Cursors\Schemesに保存されていて、このキーの名前が保存されるカーソルの名前にそのままなり、そのデータは

データの順番(実際には対応するパスを入力してください)
設定からからの名前
通常の選択,ヘルプの選択,バックグランドで作業中,待ち状態,領域選択,テキスト選択,手書き,利用不可,上下に拡大/縮小,左右に拡大/縮小,斜めに拡大/縮小 1,斜めに拡大/縮小 2,移動,代替選択,リンクの選択,場所の選択,人の選択

レジストリの名前
Arrow,Help,AppStarting,Wait,Crosshair,IBeam,NWPen,No,SizeWE,SizeNS,SizeNWSE,SizeNESW,SizeAll,UpArrow,Hand,Pin,Person

このようにしてください。もし作っていないデータがあり、デフォルトのを使用したい場合でも,,のように設定しないところを空白にし、一応コンマは打ってください。これをファイルにするためには出したいキーを選択した状態でファイル→エクスポートと進みファイル化してください。また、これをほかの人のパソコンに入れたい場合はxcopyでファイル群を入れてから

レジストリのコマンドでの戻し方
regedit.exe /s ファイル化したファイルのパス(相対パス可)

でやるようにバッチファイルを作成してみてください!パスは環境変数を使ってでもできますが相対パスは絶対無理なのでパスを間違えないように頑張ってください!

詳しい人向けのマウスカーソルの仕様

  • windowsデフォルトのパス : C:Windows\Cursors
windowsデフォルトの名前の付け方
保存名 ファイル名
なし
(環境次第でWindows 標準になってるかも)
aero○○.cur
Windows スタンダード (大きいフォント) ○○_m.cur
Windows スタンダード (特大のフォント) ○○_l.cur
Windows 黒 ○○_r.cur
Windows 黒 (大きいフォント) ○○_rm.cur
Windows 黒 (特大のフォント) ○○_rl.cur
Windows 反転色 ○○_i.cur
Windows 反転色 (大きいフォント) ○○_im.cur
Windows 反転色 (特大のフォント) ○○_il.cur
Windows 標準 aero○○.cur
Windows 標準 (大きいフォント) aero○○_l.cur
Windows 標準 (特大のフォント) aero○○_xl.cur

IBeamやCrosshairはaero系統においてaeroじゃない方のやつが使いまわされていて
svgファイルも一緒に入っていますが向きが上下左右反対になっています

  • Size WEのシステム設定のcurファイルはすべてsize ewになっているのでいろいろ間違えないようにしてください!
  • curファイルは64×64か128×128のpngファイルの拡張子を変えただけのものです
    (aniファイルはgifと同じではないです)

テーマ

テーマとは壁紙や差し色、ダークモードの設定、サウンド、マウスカーソルなどを一つにまとめたものです。

テーマの作成方法

WindowsKey+Xを同時押ししたのち、Nをで設定を開き、個人用設定→テーマといって保存することができます。

設定できるもの 設定場所
壁紙 設定→個人用設定→背景
設定→個人用設定→テーマ→背景
色やテーマ 設定→個人用設定→色
設定→個人用設定→テーマ→色
マウス 設定→個人用設定→テーマ→マウスカーソル
詳しくはマウスカーソルを見てください
サウンド 設定→個人用設定→テーマ→サウンド

これでいろいろ自分好みに変更したら"設定→個人用設定→テーマ→保存"を押してテーマを作成してください

テーマの管理方法

テーマの管理は主に二種類あり、ファイルを直接入れる方法やdesktopthemepackを使う方法があります。
desktopthemepackの方が簡単なのでまずはこっちらから説明していきます。まずは管理したいテーマをクリックして適用します。今度は右クリックをしてテーマを保存して共有を選択してテーマをファイル化してくださいこうして作ったファイルを実行するとPCにそのテーマが保存されます。
二つ目の方法直にファイルを入れる方法についてです。この方式は多少難しい代わりにxcopyなどを用いてbatファイルにすることで複数のテーマを同時に入れられたりなどするので便利です。まずは%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Themesを開いてそのフォルダをコピーして共有してほかのPCの同じフォルダに入れることで渡すことができます。

フォルダ名や中身の名前を変えると正常に動作しないので気を付けてください

詳しい人向けのテーマの仕様

deskthemepackファイルについて

deskthemepackファイルは先述した通り入れることができません。ですがこのファイルはコマンドで入れることのできないファイルになっています。このファイルは拡張子をcabにすると%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Themesに展開されるファイルと同じ内容になっているので処理的にはこれをcabとして展開しているだけだと考えられる。

themeファイルについて

%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Themesにあるファイルの中にはいろいろありますがその中にtheme拡張子のファイルがあります。このファイルは壁紙やマウスカーソルのパス、直接色の記入があります。また、%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows\Themes直下にあるthemeファイルは現在のテーマのthemeファイルになっています。
さて次はthemeファイルの書き方についてお話します。

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