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ChatGPTの画像生成で、着せ替えカメラを作る ー 機能開発 ー

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ChatGPTの機能が進化

2025年3月26日、ChatGPTの画像生成機能が大幅に性能アップしました。

インフォグラフィックを生成したり、漫画を生成したり、既に多くの記事で使い方が投稿されていますが、その中でも「インコンテキスト学習」を活用した、自分なりに面白い使い方を思いついたので早速記事にしてみます。

インコンテキスト学習について

ユーザーがアップロードした画像をもとに、それに関連する内容を新たに生成画像へ反映させることができる機能です。
たとえば、ユーザーが猫の写真をアップロードしたうえで、「この猫が宇宙にいるような背景にして。」「この猫に王冠をかぶせて。」と指示を出すと、それに応じた画像を生成できます。

例えばこんな感じ(多少元の印象から変わるけど、許容範囲)

image.png

image.png

(現場猫がずいぶん綺麗になったな・・・)

実現したいアイデア

image.png
要はこれです。

せっかくなのでChatGPTでインフォグラフィックを生成し、今回のチャレンジについて説明します。

image.png

皆さん、こういう気まずい思いをしたことはありませんか?

一人だけドレスコード間違えた(この画像もChatGPTで生成)

image.png

私はこのTシャツの彼を、心から救いたいと考えています。
一生残る傷を、楽しい思い出に変えてあげなければ・・・

ということで、やってみる

インコンテキスト学習による素材作成

とりあえず着せたい衣服が写った写真をChatGPTに放り込み、画像の通りのプロンプトを送ります。

FFCA9F0C-4C42-43E9-9390-8C2FC2B74328_1_201_a.jpeg

勢いだけの洗練されていないプロンプトですが、結果はこの通り。

image.png

予想以上に上手くいきました。
もうこの時点で、いろんなことに転用できてしまう気がします。

一人にはさせない

image.png

プロンプトの結果がこちら

image.png
アスペクト比がおかしくなりましたが、プロンプトで補正できるので気にしません。
少なくとも、彼はもう一人ではありません。

まとめ

ふと思い立った使い方でしたが、無事にChagGPTでやりたいこと・機能がほぼ実現できました。

今後の開発ですが、

  1. 現実的な使い方提案
  2. この一連の手順をGPTsでアプリ化
  3. 専用ハード開発 (API公開に合わせ着せ替えカメラ を現実にする)

これらを今年の目標にして取り組んでみようと思います。
早くAPIが公開されて欲しいですね。

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