目的
本資料は、詳解Swift読書勉強会で説明した補足資料です。
確認
今回は、Caper02関数をとりあげたのでここ学んだことをSwiftに記載されているソースコードで確認してみます。
確認事項は
* ワイルドカード "-" 使用例
* defaultの使用例
実習
例えば、以下のコードがあるとします。
let i = Int("3")
optionキーを押しながら変数をクリックするとこんな感じで内容が表示されますが、ここでの定数iはオプショナル型です。ということは、Intのイニシャライザメソッドには返り値としてオプショナル型を返すものが定義されていることが推測できます。
次の作業としては、Intのイニシャライザメソッドを確認します。確認方法としては、Intの箇所をCommandキーを押しながらクリックします。
クリック先で初期化メソッドの返り値がオプショナルのものがみつかったので、これが使われていたということが分かります。
public init?(_ text: String, radix: Int = default)
ここで、ワイルドカード"_"が外部引数として使われているので実際使うときには引数名を指定しなくて問題ないことがわかります。
また、第二引数のradixはデフォルト値がついているので、使わなくてもいいということがわかります。
もちろん、実際には、必要に応じて以下のように書くことができます。
let i = Int("3", radix:10)
radixは進数を意味するので16とすると16進数を意味します