22
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Windowsでのgrunt環境構築

Last updated at Posted at 2014-04-23

Web開発周りの様々な作業を自動化してくれるという、とってもキュンキュンしてしまうgruntをWindowsにて環境構築した際のメモ。
gruntが行えるタスクの一例としては、

・構文チェック
・ファイル結合(複数のjsファイルを単一ファイルにするなど)
・メタ言語コンパイル(CSSプリプロセッサやCofeeScript・TypeScriptなど)
・ファイル最適化
・Backbone.jsやAngularJSで利用するtemplateの外部ファイル化

etc...
#nodistのインストール
gruntはnode.jsをベースとして動作しているため、まずnode.jsの環境構築が必要となる。
今回はnode.jsのバージョン管理が行えるWindows用ツール、nodistを使って環境構築を行う。

##ダウンロード
GitHubからzip形式でのダウンロード、もしくはgit cloneにて取得。
https://github.com/marcelklehr/nodist

任意の場所に配置する。
今回はCドライブ直下に配置。

C:\nodist

##環境変数の設定
nodistフォルダへのパスを通す。
まずは新規にシステム環境変数を作成。

変数名 NODIST_HOME
変数値 C:\nodist

さらに、既存のシステム環境変数Pathの値に、以下を追加。
既に入力されている値の最後に;がない場合、必ず;を入れてから追記すること。

追加する変数値 %NODIST_HOME%\bin;

##インストール後の確認
コマンドプロンプトを開き、nodist -vを叩いてバージョン名が表示されれば、nodistのインストールは問題なく終了している。

cmd.exe
>nodist -v
0.4.8

#node.jsのインストール
次に、nodistを使ってnode.jsのインストール作業を行ってゆく。
コマンドプロンプトにて、nodist upateを実行。

ずらずらと表示されるのでお茶を飲みながら待つ。

終了したらnode -vコマンドでインストールされたか確認。

cmd.exe
>node -v
v0.10.24

#gruntのインストール
いよいよ本命のGruntのインストール作業である。
node.jsと一緒に入ってきた、npmコマンドを使ってgruntをインストールする。
ここでインストールするパッケージはgrunt本体のgruntではなくgrunt-cli(grunt command line interface)である点に注意すること。
grunt-cliは、任意のディレクトリにインストールされたgruntを実行するために必要なパッケージである。

※grunt本体は後ほど、作業対象のディレクトリにインストールする。

cmd.exe
>npm install -g grunt-cli

-gオプションはグローバル化(どこでもコマンドが叩けるようにする)

##作業ディレクトリへの移動と、package.jsonの作成
cdコマンドを使い、任意の作業対象ディレクトリへ移動する。
移動が完了したら、npm initコマンドを実行し、package.jsonファイルを生成する。

いくつか入力が要求されるが、ここで入力できるものは動作に必ず必要なものではないので、Enterで飛ばしても構わない。

##作業ディレクトリへgrunt本体インストール
grunt本体をインストールする。

cmd.exe
npm install grunt -save-dev

-save-dev installしたパッケージの情報を、package.jsonへ自動追記する。

以上で対象の作業ディレクトリでのgruntの実行が可能となったので、めくるめく楽しいgrunt人生が送れる。
gruntで使用するいくつかのプラグインについては別項で解説予定。

#補足:Gruntfile.jsのひな形

Gruntfile.js
module.exports = function (grunt) {
	var pkg = grunt.file.readJSON('package.json');
	grunt.initConfig({
            // タスクの設定を記述
	});
    // プラグインのロードやタスクの登録
};

突っ込みどころ、盛大に間違っている部分等ありましたら是非ご指摘ください。

22
26
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?