◆概要
本記事では、Unityのゲームオブジェクトに設定されたMaterial(マテリアル)を変更・削除する方法について解説します。
また、本記事はUnityの学習を始めたての初学者向けの記事となります。
◆開発環境
Unity6(6000.0.31f1)
◆マテリアルを変更する方法
ゲームオブジェクトのマテリアルを変更するには、Inspectorウィンドウの「Mesh Renderer」コンポーネント内にある「Materials」タブ で設定します。
「Element」に表示されているスロットに、適用したいマテリアルをドラッグ&ドロップするか、「◎」ボタン(選択ボタン) をクリックして選択できます。
◆マテリアルを削除する方法
ゲームオブジェクトのマテリアルを削除する場合も、Inspectorウィンドウの「Mesh Renderer」コンポーネント内にある「Materials」タブ から操作を行います。
「Element」のスロットに設定されているマテリアルを選択してDelete、もしくは「◎」ボタン(選択ボタン) から「None」を選択することで削除できます。
また、マテリアルを削除したゲームオブジェクトはピンク色になります。
◆Tips:通常のコンポーネントとの違い
通常、ゲームオブジェクトにアタッチされたコンポーネントはコンテキストメニュー(︙)から 「Remove Component」 を選択することで削除できます。
しかし、マテリアルは「Remove Component」で削除することはできません。
その理由は、マテリアルは「ゲームオブジェクトの見た目」を変更するためのもので、単独のコンポーネントではない からです。
マテリアルは、ゲームオブジェクトに「アタッチ」するのではなく、「Mesh Renderer」コンポーネント内で管理・設定される 仕組みになっています。
そのため、マテリアルを変更・削除したい場合は、「Mesh Renderer」コンポーネントの「Materials」タブで設定を変更する必要があります。
◆まとめ
今回はUnityでマテリアルを変更・削除する方法について解説いたしました。
初歩的な内容ではありますが、本記事がUnity学習者の参考になれば幸いです。