バージョンなど
- macOS Big Sur バージョン 11.0.1 MacBook Air (M1, 2020)
- tlmgr revision 57119 (2020-12-13 00:40:00 +0100)
tlmgr using installation: /usr/local/texlive/2020basic
TeX Live (https://tug.org/texlive) version 2020
BasicTeX
MacにTeX(TeX Live)を入れるにはMacTeXかBasicTeXを使うことが推奨されている.
BasicTeXはMacTeXのサブセット.MacTeXはTeX Liveのfull distributionに対応する.
BasicTexは必要最小限なので今回はこっちを入れる.(後からいくらでも追加できる)
インストール
TeX WikiのBasicTeXに書いてある通りにするだけ.
http://tug.org/mactex/morepackages.html
からBasicTeX.pkgをダウンロード,実行してインストール.
ターミナルでログインし直すと,自動的にPATHが通る.
2022/03/08 追記
homebrewでインストールできるので新しく買ったMacではこっちを使った
$ brew install basictex
20222/06/15
texliveが古くなってtlmgrがエラーを吐くので更新.brew upgradeでOKだった.
アップグレードしたらおそらく下記のtlmgr updateとかinstallを一から行う必要がある.
TeX Wikiに書いてある通り
- tlmgrを最新バージョンにアップデート
- デフォルトの用紙サイズをa4に
- collection-langjapaneseをインストールして日本語関係を入れる(platexなど)
$ sudo tlmgr update --self --all
$ sudo tlmgr paper a4
$ sudo tlmgr install collection-langjapanese
proxy環境下では,~/.zshenv
などにプロキシの設定をした上でsudo
した時に環境変数を引き継げるように-E
オプションを忘れずにつける.
$ sudo -E tlmgr update --self --all
$ sudo -E tlmgr paper a4
$ sudo -E tlmgr install collection-langjapanese
tlmgrをアップデートするときに
/Library/TeX/texbin/tlmgr: only MacOSX is supported, not darwin 11.0 (from sw_vers -productVersion: 11.0.1)
と表示されたが,アップデートは成功.tlmgrのバージョンも最近のものになっている.
最近のものはmacOS Big Surに対応しているらしい.
$ tlmgr --version
tlmgr revision 57119 (2020-12-13 00:40:00 +0100)
tlmgr using installation: /usr/local/texlive/2020basic
TeX Live (https://tug.org/texlive) version 2020
2022/12/18
basic texにはlatexmkが入ってないので入れておく
sudo tlmgr install latexmk
2022/03/08
TeX WikiにLuaTeX-jaを使うならいくつかパッケージがさらに必要と書いてあったので
とりあえず下記も入れる
$ sudo tlmgr install collection-luatex
$ sudo tlmgr install collection-latexextra
2022/06/15
物理系数式用パッケージとしてphysicsを入れる
$ sudo tlmgr install physics
Ghostscript
LaTeXiTに必要なのでHomebrewからインストールする.
自分の環境では何かの時に既にインストールしていた.
$ brew install ghostscript
LaTeXiT
TeXでGUI環境はあまり使わないが,数式の画像を作成できるLaTeXiTだけは使っているので上記リンクからダウンロードしてインストールする.
設定
- 書き出しフォーマットを
PDF with outlined fonts
に変更 - プログラムをlualatexに変更
- プリアンブルに下記を書いておく
\documentclass[10pt]{article}
\usepackage[usenames]{color} %フォントカラー
\usepackage{amssymb} %数式記号
\usepackage{amsmath} %数式
\usepackage{physics}
\usepackage[utf8]{inputenc} %発音区別符アルファベットの直接入力
Arm版Homebrewの場合,gsとps2pdfが自動では見つからないのでプログラムのところで手動で設定する
/opt/homebrew/bin/gs
/opt/homebrew/bin/ps2pdf
Skim
2022/03/08 追記
SyncTex全然利用していないのでSkim入れるのをやめた.プレビュー.appを使っている
SyncTeXに対応のPDFビューワであるSkimもインストールしておく.Emacsと組み合わせて使う.
Homebrewからインストール可能.
Caskが使われるのでアプリケーションディレクトリにインストールされる.
$ brew install skim