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AWS EC2(CentOS7)でRocketChatを構築する。 ~インスタンス作成まで~

Last updated at Posted at 2019-09-16

経緯

社内のコミュニケーションツールがメールもしくは、「IP Messenger」程度しかなく、
「Slack」の使用が禁止されているという悲しい現状を改善するために、何かできることはないかと考えていました。:sweat_smile:

そこで、オンプレ利用が可能で、かつ金のかからなさそうなツールはないかと探していたところ、
いい感じの「RockeChat」というチャットツールを発見しました。

今回はこのOSSチャットツール「RocketChat」が現場レベルで使えるかどうかを自分自身で検証するために、
AWS上でサーバーを構築してみたので、その内容を書いていきます。

※基本的には、公式サイトにインストール方法は記載されています。(英語ではありますが、、)

記事内容

私がAWS初心者・Linux初心者・RochetChat初心者であるため、
RochetChatの導入までを、3部の記事に分けて記載します。

  • 第1部(今回)

    • AWSでEC2インスタンス(CentOS7)の作成
    • EC2インスタンスに対するセキュリティーグループ設定
  • 第2部

  • Linuxサーバ操作方法

  • RocketChat事前準備(便利パッケージのインストール)

  • 第3部

  • RocketChatのインストール

実施環境

  • 私のPC環境・使用するツール
  • OS   : Windows 10 Home
  • ツール:Git Bash ※インストール方法についてはググってもらえれば出てきます。

前提

  1. AWSアカウントの作成が完了していること
  2. EC2の作成が可能なIAMユーザの作成が完了していること
  3. VPCの作成が完了していること

このあたりは公式サイトが充実しているので、参考にしてみてください。

  1. アカウント作成

  2. IAMユーザ作成

    IAMユーザ権限
     設定する権限:PowerUserAccess・AmazonEC2FullAccess

  3. VPC作成

本編

AWSコンソールへのログイン

01_IAMユーザログイン画面.PNG

以下を入力
『アカウント』
 →「アカウントID」または「アカウントエイリアス」

『ユーザー名』
 → IAMユーザー名

『PW』
 → IAMユーザのパスワード

02_AWSコンソール画面.PNG

EC2サービスへのアクセス

03_AWSEC2画面_01.PNG

03_AWSEC2画面.PNG

インスタンス作成・設定

AMIの選択

インスタンス作成ボタンを押下後、
検索項目に『CentOS』を入力し、『AWS Marketplace』を選択してください。

その後、表示された「CentOS7」を選択してください。

04_AWSEC2_AMI選択画面.PNG

05_AWSEC2_AMI選択画面_1.PNG

インスタンスタイプの選択

今回は、
無料枠内で済ませるために、タイプを「t2.micro」にします。

06_AWSEC2_インスタンスタイプ画面.PNG

インスタンスの設定

デフォルト設定の状態で構いません。

07_AWSEC2_インスタンス設定画面.PNG

ストレージの追加

デフォルト設定の状態で構いません。

08_AWSEC2_ストレージ追加画面.PNG

タグの追加

特に設定が必要というわけではありませんが、
作成段階でインスタンス名や概要の記載などが行えます。

09_AWSEC2_タグ追加画面.PNG

セキュリティグループの設定

※重要
このセキュリティグループの設定では、
作成したインスタンスに対する外部からのアクセス(インバウンドアクセス)に関する設定を行うことができます。

警告が出ている通り、
デフォルトの設定だと、すべてのIPアドレスからのsshアクセスが可能になっています。
そのため、まずは自分のPCからのアクセスのみを許可するようにしましょう。
『ソース』列のプルダウンで「マイIP」を選択すると自動で、自分のPCのIPアドレスを設定してくれます。

10_AWSEC2_セキュリティーグループ画面_01.PNG

10_AWSEC2_セキュリティーグループ画面_02.PNG

10_AWSEC2_セキュリティーグループ画面_03.PNG

また、同時にRocketChat用のportも開放しておきましょう。
デフォルトでは3000番が使用されるため、下記の画像のようにします。

10_AWSEC2_セキュリティーグループ画面_04.PNG

作成

11_AWSEC2_作成画面_04.PNG

sshでのアクセスに必要なキーペアを作成します。

12_AWSEC2_キーペア作成画面_04.PNG

13_AWSEC2_キーペア作成画面.PNG

14_AWSEC2_キーペア作成画面.PNG

インスタンス管理画面からの確認

『インスタンスの状態』が『running』となっているので、
インスタンスは無事に起動しています。

15_AWSEC2_kidoukakuninn 画面.PNG

インスタンスへのアクセス

GitBashを立ち上げ、下記を入力してください。
(IPv4 パブリック IP)はインスタンス管理画面に記載されています。

ssh -i ~/.ssh/hogehogeKey.pem centos@(IPv4 パブリック IP)

16_AWSEC2_GitBush画面.PNG

下記の表示がされれば、無事にsshアクセスできる状態になっています。

[centos@ip-(プライベートIP) ~]$

17_AWSEC2_GitBush画面.PNG

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