はじめに
この記事は谷ゼミの落書き帳の22日目の記事になります。
Advent Calendarの一覧を見ていたら、たまたま学生時代の研究室のAdvent Calendarを発見し、投稿することに決めました。
投稿を決めたのはいいが、特に記事にすることがなかったため、普段から利用しているVimのおすすめのプラグインについて書きます。
プラグイン管理にはdeinを利用していますが、deinのインストール方法は、今回の記事には含みません。
新しいプラグインのとっかかりになればと思います。
1. scrooloose/syntastic
構文チェックを行うプラグイン。
構文エラーを教えてくれるので、しょうもないミスをしたときに助かります。
2. rhysd/clever-f.vim
文字移動で利用される「f」の拡張みたいなものです。
例えばhogehoge
とあった場合に
[fh]
で一つ目のh
にいきますが、この後に「f」
を押すと二つ目のh
にいくことが可能です。
3. junegunn/vim-easy-align
これは以下のようなコードがあった際に便利です。
$hoge = array(
'0' => 1,
'10' => 2,
'100' => 3,
) ;
=>
の位置が揃っていなくて、見づらくなることがあると思います。
その際このプラグインがあれば、'0'
から'100'
までの行をヴィジュアルモード
で選択し、Enter
を押し、=
を打てば以下のようになります。
$hoge = array(
'0' => 1,
'10' => 2,
'100' => 3,
) ;
配列の要素が長くなると便利かと思います。
4. ctrlpvim/ctrlp.vim
多機能セレクタと言われるもの。
Ctrl + p
でファイル一覧を検索可能にする。
コマンドラインの>>>
以降に文字を入力するとインクリメントサーチし、開きたいファイルでEnter
を押すと、ファイルを開くことが可能です。
git
管理下のディレクトリで行うと、git
管理されたものが一覧として表示されます。
ファイル以外にも関連のプラグインを入れるとファイル内の関数のインクリメントサーチすることができたりし、便利です。
5. tomtom/tcomment_vim
コマンドを入力するだけで、現在行(複数行選択も可)をコメントアウトできる。
いちいち先頭に移動して、コメントアウトする必要がなくなるため便利です。
6. airblade/vim-gitgutter
git
管理下のファイルを変更した場合、左に差分があったかどうかを表示する。
-
=> は行が削除されている
~
=> は行が編集されている
+
=> は行が追加されている
いくらgit
管理されているとはいえ、ファイルを開いている時にどこが変更されているのかが、わかるので便利です。
###終わりに
利用しているプラグインはまだ他にありますが、頻繁に利用しているプラグインを挙げさせていただきました。(無意識に利用しているプラグインを多いことが今回わかりました。)
プラグインを開発されている方には本当に感謝しかありません。いずれ開発する側に回りたいですね。
余談ですが、IDEを利用したことがあまりないので、わかりませんが、今回挙げた機能はあるのが前提になっているのでしょうか?
Vimを利用していて、よく言われるのが、「その機能〜のIDEにあるよ」と言われるのことが多いですね。
ではなぜ私がVimを利用しているかというと、かっこいい、シンプルだからですね(他にも理由はありますが)
IDEを利用されている方は一度Vimで開発されてみてはいかかでしょう?
「Vimがいい」と思っていただけたら、Vimmerは喜びますし、「やっぱりIDE」となるかもしれませんが、それはそれで、今利用しているIDEの素晴らしさを再認識することができるかもしれません。
Vimmerが増えることを切に願っています。
ここまでが谷ゼミの落書き帳の22日目の記事になります。
お読みいただきありがとうございます。