#はじめに
この記事は、読者がある程度Pythonやその他PCに関する知識があるという体で執筆しているため、細かい説明等がなくPython初心者には不向きです。その点に関してはご容赦ください。
#実行環境
- windows10
- Python 3.9.2
#まずは仮想環境を立ててみる
$ mkdir test_dir
$ cd test_dir
$ python -m venv workenv
こんな感じで立てることができました。では実際に中を見てみます。
$ cd workenv
$ dir
Mode LastWriteTime Length Name
---- ------------- ------ ----
d----- 2021/07/17 17:26 Include
d----- 2021/07/17 17:26 Lib
d----- 2021/07/17 17:26 Scripts
-a---- 2021/07/17 17:26 117 pyvenv.cfg
まずLib
ですが、これはライブラリファイルやなどが配置されます。Scripts
には、実行形式ファイルなどが配置されます。pyvenv.cfg
にはPythonのバージョンなどが記載されています。
本題に入ろう
では、Include
の中身を見てみます。
$ cd Include
$ dir
何もありません。何のためのフォルダなのだろうと思い調べてみます。するとこのようにありました。
There might be consequences of deleting it include. Actually, there most likely will be big consequences for deleting that folder. The include folder stores the c and python stuff (like writing modules in c and importing them in python). If you delete it you may break all your modules.
簡単に説明すると、「CやPythonで記述したモジュールを配置する場所」ということです。まぁよっぽどのことがない限り消さないほうがよさそうですね。消してもあんまり意味はないです。
結論
邪魔でもない限りは放置しておきましょう。自作モジュールを用いるときは、記述したものをInclude
に配置しましょう。
参考資料
What is the purpose of the “include” folder after creating a virtual environment? - StackOverFlow