33
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!

社長が叫んでくれるゴミ箱を作ってみた!Arduinoで作るゴミ箱のガチャ機能とは?

Last updated at Posted at 2023-07-05

皆さんこんにちは、北サブです。

突然ですが、皆さんはペットボトルをどのように捨てているでしょうか?
ペットボトル
義務教育で、やれエコだやれリサイクルだと耳にタコが出来るほど言われてきた我々は、大半の方が「キャップとラベルを外して、ボトルと別々に捨てる」のではないでしょうか。

ただ、自宅以外・・・特に職場になるとどうでしょう?
「自分ちじゃないし・・・」とか「プラスチックを捨てるゴミ箱がちょっと離れてるし・・・」という感じで、特にキャップとラベルを外すこと無くそのまま捨ててしまう方が多いのではないでしょうか?

安心してください、私もその一人です。
家だとね、ちゃんとやるんですけど・・・ゴミ箱が離れてると面倒くさいなって思っちゃってェ・・・

弊社のゴミ箱をチラ見してみても、外さずに捨ててる人は多そうでした。
ペットボトル

そもそも、なぜキャップとラベルを外す必要が有るのでしょうか?
ペットボトル

それは、ペットボトル本体と、キャップ・ラベルの素材が違うため、リサイクルの際に品質・効率が落ちてしまう、という理由や、
ボトルが閉まっていることによって、中身が入っていたり、プレス機でプレスする際に破裂してしまう可能性があるため、外す方が良い、ということらしいです。

実際、ペットボトルを集めたあとに、手作業で外している業者さんもいらっしゃるとのことです。

なので、色々考えると捨てるときに外しちゃったほうがいいよね!って感じらしいです。慣れちゃえばそんな手間に感じることも無いですし。。。

と、言うわけで、楽しみながら分別を行えるゴミ箱があったら、みんな楽しみながら分別してくれて、その後の業者さんもハッピーになるのでは・・・? と思い、ゴミを入れると社長が叫ぶゴミ箱を作ってみようと考えました!!

考えた構造はこんな感じです。大学の講義で使ったarduinoが家にあったので、それを使って作ってみました。
キャップが投入されたのを、超音波センサで検知し、arduinoでランダムにmp3を選択し、スピーカーで再生する、というフローです。
スクリーンショット 2023-06-28 13.32.59.png

参考サイトは以下のとおりです。

  • 超音波センサ周り

  • mp3再生周り

これで、社長が叫ぶ土台は揃いました・・・
そして一番大事なのは、何を叫ばせるか、です。

突然ですが、皆さんの会社に社訓のようなものはあるでしょうか? 
ペットボトル

弊社は、「コアバリュー」と言う名前で、従業員一人ひとりが意識すること、が定義されています。

Ambition:チャレンジする
Respect:他者を尊重する
Interest:学び続ける
Sincerity:自分に向き合う
Execution:やりきる

あれ!?頭文字を縦読みしたら、うちの社名に・・・?
ワースゴイ!

しかし、弊社には全体朝礼とかでこれらを叫ぶ文化はないため、代わりに社長に叫ばせてみよう!!!

というわけで、社長にアポ取って収録しました!
IMG_20230529_162404.jpg
↑収録の様子です。

また、今回は射幸性を上げるために、レア音声も収録して、それぞれの音声に確率も付けてみました。
確率は以下の通りです。
図1.png
今後、他のCxOの音声も追加していきたいですね。

ゴミ箱自体については、こんなプロジェクトに手を上げてくれた後輩が作ってくれました!!

動作チェックです↓

うむ、いい感じですね〜

ただ、これだけだと寂しいので、偶然後輩が持っていた、社長のお面に穴を開けて装着してみたいと思います。
CEO1

CEO2 CEO3

なんかボトルキャップが美味しそうに見えてきましたね、もぐもぐ。

今後は、社内のペットボトルゴミ箱の近くで稼働させるべく、コーポレートの方々と調整中です。

と、言うわけで今回は社長にボトルキャップを回収してもらいました。
ぜひ、皆様の社長にもボトルキャップを回収していただければと思います!!電子工作欲も満たされるのでおすすめです!

ではまた。

33
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
33
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?