はじめに
はじめまして、北サブと申します。
この記事はARISE analytics Advent Calendar 2023の10日目の記事になります。
私事ですが、個人でアプリ開発をさせていただいております。
今年は2.5アプリ(12/9現在)リリースしたのですが、その中の「おみやクイズ」というアプリについてお話させていただきます。
おみやクイズについて
iOS:https://apps.apple.com/us/app/%E3%81%8A%E3%81%BF%E3%82%84%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA/id6455377221
おみやクイズとは、職場等でお土産を配るといったシチュエーションの時に、クイズを作成し、クイズの正解画面を見せてくれた人にお土産を配るためのアプリです。
クイズに答えてもらうことで、ただお土産を渡すだけではなく配る人が行った場所や経験したことについて調べてもらい、その経験をいろんな人に共有して楽しんでもらうのが目的なアプリになっています。
例:地元について知ってもらう、その場所が舞台になったアニメについて知ってもらう
思いついたときはめっちゃいいアプリだなと思ったけど…
自分が旅好き・クイズ好きなのもあり、このアプリを思いついた時には「いや~いいアイディアだな~」と思っていました。
また、ちょうど世間的に出社率が上がってきた時期でもあり、それに加えて某ウイルスが第5類に移行し、夏休みも控えていたため、夏休みで旅行をした人たちが職場でお土産を配る際に使ってもらい、コミュニケーションの火種にしてもらえるのでは?と、いうような完璧なストーリーを描いていました。
しかし、実際リリースしてみたらそんなに上手くいきませんでした。
その理由をここで綴っていきたいと思います。
① お土産を配るスピードが落ちてしまい、机の上で邪魔になる
基本的にお土産を配る時って、近くにいる人へさっさと配ってしまい、お土産を入れていたダンボールを片付けるかなと思います。
それが、クイズに答えてくれた人に配る、という形にしてしまうと、配り終わるまで机の上等で保管する必要があり、その期間邪魔になってしまいます。
② 配るスピードが落ちるため、賞味期限が短いものは向かない
買うお土産が制限されてしまうという課題です。
お土産屋さんで、「これはちょっと日持ちしないからやめておくか…」みたいな思考になります。なので、買ってくるお土産がお煎餅になりがち。
一番向かないのは赤福です。多分。
③ クイズに答えるために、アプリをインストールしてお土産IDを打ち込むという手間がある
一回インストールしたらそこまででもないかもですが、一番最初にお土産をもらう際に、アプリインストールという一手間がかかるため、どうしてもめんどくさいな~という感じになってしまい、じゃあいいか…みたいな感じになってしまいがちです。
ただ、お土産の単価を上げることで、その手間に見合うようになるのかな、とは思っています。
できれば、答える側はQRコードを読み込んだら、web上でクイズが表示される…みたいな感じにしたいなぁとは考えています。
④ そこまで普通の人はクイズが好きじゃない
自分が知識欲旺盛、クイズが程々に好きだったので、こういうアプリがあったら面白いだろうなーと思ったのですが、普通の人はそこまでクイズが好きじゃなかったようです。
自分をペルソナとしてモノを作ると、あまり流行らないので気をつけましょう。
終わりに
半分ぐらい宣伝のつもりの記事です。
誰かこの記事を見てくれて、アプリを使ってくれて、その会社内で流行ってくれたらいいな…と思っています。
また、いいアイディアがあれば是非コメントお願いします。
皆さんもモノを作る時に気をつけてください!
おしまい