これは何?
会社など、Proxy環境下において、
CMDからライブラリのインストールなどができない場合に。
必要な情報
- プロキシサーバのホスト名(またはIPアドレス)
- 例: proxy.hogehoge.com
- 使用するポート番号
- 例: 8080
- ユーザ名
- 例: username
- パスワード
- 例: password
設定する値は、
- 認証が不要なら、
http://proxy.hogehoge.com:8080
- 認証が必要なら、
http://username:password@proxy.hogehoge.com:8080
になる。
httpsの場合はhttps://~
にすれば良い。
不揮発性
一度設定すれば、都度設定し直す必要が無い。
平文でパスワードを保存することになるので、セキュリティ的にはよろしくない。
環境変数として設定する。
(コマンドプロンプト→システムの詳細設定 から。)
変数 | 値 |
---|---|
HTTP_PROXY | http://username:password@proxy.hogehoge.com:8080 |
HTTPS_PROXY | https://username:password@proxy.hogehoge.com:8080 |
揮発性
CMDを立ち上げる度にリセットされる方法。
一度設定すれば、cmdを閉じるまで持続する。
set HTTP_PROXY=http:username:password@proxy.hogehoge.com:8080
set HTTPS_PROXY=https:username:password@proxy.hogehoge.com:8080
確認方法
echo %HTTP_PROXY%
echo %HTTPS_PROXY%
参考
こちらの記事を参考に、不揮発性の設定と確認方法を追加しました。
Windowsコマンドプロンプトで認証プロキシを突破する