poetry
を使ってCPUのみのpytorchの環境を作りたかったがはまったのでメモ
環境
- python:3.11 のコンテナ
- Debian GNU/Linux 12 (bookworm)
- Python 3.11.6
- poetry 1.7.0
実行方法
# インストール時にパッケージを探しに行くリポジトリを追加し、pytorch-cpuという名前をつける
$ poetry source add --priority=explicit pytorch-cpu https://download.pytorch.org/whl/cpu
# インストール時にpytorch-cpuを使用することを指定
$ poetry add --source pytorch-cpu torch torchvision
解説
-
pipの
index-url
のようなインストール時にパッケージを探しに行くリポジトリを指定できるようにする -
追加するリポジトリはPyTorchのwebサイトのインストールを見に行き、pipの引数を確認するとわかる
-
poetry source add
によってリポジトリの追加をする- priorityは
default
,primary
,supplemental
,explicit
を選べる - poetryがパッケージを探す優先順位は
1. default, 2. primary, 3. PyPI, 4. supplemental
-
explicit
の場合はpoetry add
の時に明示的に指定したときだけ使われる- poetry 1.5系で
explicit
が追加されました
- poetry 1.5系で
- priorityは
-
poetry add
する際に--source
で明示的にリポジトリを指定することで、狙ったPyTorchのパッケージがインストールされる