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[実践ガイド]あまり知られていない⁉知っておくべきAssignGroup履歴の可視化テクニック

Last updated at Posted at 2024-11-26

はじめに

ITSM運用においてインシデントおよび問題管理のトラッキングは重要な業務の一つです。
チケットのAssignTo(担当者)の変更履歴は標準のNote(メモ)機能で追跡可能ですが、AssignGroup(担当グループ)の変更履歴はOOTBのフォームUIでは可視化されていません。
本記事では、システムログやバックエンドデータを活用したAssignGroup変更履歴の追跡手法について解説します。
これにより、より詳細なワークフローの分析とプロセス改善が可能になります。

AssignGroup変更履歴確認方法

①該当のレコードのハンバーガーメニュー(3本線の直線)をクリック
②History(履歴)→List(リスト)をクリック

image.png

③表示されたページ下部にある、Audit History(監査履歴)のLabel(ラベル)でassignmentで条件指定
④AssignGroupの変更履歴が表示

image.png

まとめ

この手法はGUIベースのインターフェースを通じて実装されているため、技術レベルに関係なく、全てのエンドユーザーが直感的に操作可能です。
特にローコード/ノーコード開発者にとって、システムの深い知識なしでAssignGroup履歴を追跡できる有用なソリューションとなっています。
運用効率化の観点から、この手順をナレッジベースに文書化し、組織全体で共有することを推奨します。これにより、サポートチームの負荷軽減とベストプラクティスの標準化が実現できます。

豆知識

上記とは異なった方法でMetric(測定基準)をフォームのRelatedList(関連リスト)に表示させて変更履歴を確認するという方法もあります。
この場合ではMetricを新規作成し、フォームに追加しなければいけないため上記手法よりも労力と時間が必要となるためお薦めはできません。

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