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[JavaScript]forEachに弄ばれた話

Last updated at Posted at 2022-01-16

はじめに

JavaScriptを書いており、配列のループをしようとして弄ばれたときのメモ&ネタ話です。

内容

やりたいこと

最近JavaScriptを業務で使う中で、

配列を処理して配列内の値がtrueならエラーにしたい!

ということがあったので、JavaScriptのループ処理についてググることがあった。

やったこと

自分の普段のメイン言語はPHPなので検索ワードは

「JavaScript foreach」

で調べたところ、JavaSccriptのforEach()メソッドがあったので「キタコレ」という感じで実装

具体的な実装イメージは以下の通り。

const hasDummys = [
    false,
    true,
    false
];

// 配列hasDummyの値にtrueであれば、アラートだす
hasDummys.forEach(function(hasDummy){
    if (hasDummy) {
        alert('不正な処理です。'); // (1
        return false;
    }
});

// 配列hasDummyの値に問題なければ、ログイン画面に遷移
window.location.href = '/login'; // (2

これで画面遷移前に配列内チェックができ、不正値であった場合は処理を止められる、と思っていた

結果

結論、想定外の挙動でした。

挙動としては、

(1のアラートが発令されるが、処理が止まらずに(2のログイン画面へ遷移処理が実行

という状況。

PHPのforeachであれば処理は止まるはずなのになぜ?といった具合でした。

対策

JavaScriptの他のループ処理を使う

具体的にはfor-ofを使いました。

※PHPなどのforeach的に使うなら直感的に使いやすい。

コードを以下のように書き変えました。

const hasDummys = [
    false,
    true,
    false
];

// [ 変更 ] forEachからfor...ofに変更
// 配列hasDummyの値にtrueであれば、アラート
for(hasDummy of hasDummys){ // ★
    if (hasDummy) {
        alert('不正な処理です。'); // (1
        return false;
    }
}

// 配列hasDummyの値に問題なければ、ログイン画面に遷移
window.location.href = '/login'; // (2

実行すると、

値がfalse:問題なくログイン画面へ遷移

値がtrue:アラートがでて、ログイン画面への遷移処理は実行されない

という想定通りの挙動をしてくれました。

補足

最初に使ったforEachではfor-ofと違ってづいう挙動をするかというとforEachの場合は与えられた配列の値を一旦すべてループ処理するらしいです

上記の実例で行くと★に処理が来ると


1巡目:値がfalseなのでif文に入らない=何もしない

2巡目:値がtrueなのでif文に入り、アラート発生しreturn falseで何も返さない
   =何もしない

3巡目:3巡目の処理に入り、値がfalseなのでif文に入らない=何もしない

そのまま処理を続ける=処理が③に入り、画面遷移がされる


といった挙動になります。

一方、for...ofは


1巡目:falseなのでif文に入らない=何もしない

2巡目:trueなのでif文に入り、アラート発生しreturn falseで何も返さない
   =何もしない

3巡目:2巡目で処理は止まるので、何も起きない


といった挙動になります。

この違いはforEach()for...ofの処理の直後にconsole.logを置いて、出力されるか否かを見るとわかりやすいのでは、と思います。

おわりに

PHPとJavaScriptで同じforeachでも処理の仕方が違うのかと驚きました。

JavaScriptはループ処理が充実していてfor...ineveryが用意されているので、選択肢が広がったな、と実感しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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