概要
windows上のNetBeansからSSHを利用した
Raspberry piのリモート開発 と WiringPiを用いたGPIO操作を行うために行った事のメモ
開発環境
- windows8.1
- NetBeans 8.02
- JDK ver 1.8.0_45
- Raspberry pi model B+
- Raspbian ver 3.18
NetBeans周辺のインストール
NetBeansを利用するにあたりJDKが必要なのでダウンロードしてインストール
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
以下より必要な機能を持ったNetBeansをダウンロードしてインストール
https://netbeans.org/downloads/index.html
GPIOライブラリ Wiring Piをインストールする
Raspberry piでのGPIO操作を簡単に行うために WiringPi を利用する
- Wiring Piのインストールから周辺が詳しく書かれているので参考に
- http://sunnydays-k.hatenablog.com/entry/2015/03/11/235818
- 上記のページと同じようにbuildまで
NetBeansからホストの設定をする。
1. 新規プロジェクトの作成をする。
- NetBeansを起動する
- 新規プロジェクトからC/C++のアプリケーションを作成する。(デフォルトにて)
2. ホストの追加を行う。
- 左上のタブ(プロジェクト・ファイル・クラス・サービス)からサービスタブを選択する。
- サービスタブからc/c++のビルドホストを右クリック、新規ホストの追加を行う。
- ホストの選択にて RaspberryPiのipアドレスを入力し、次へ
- RaspberryPiのユーザー名とパスワードを入力して、追加。
3. プロジェクトにホストを設定する。
- 左上のタブ(プロジェクト・ファイル・クラス・サービス)からプロジェクトタブを選択する。
- プロジェクトタブから作成したプロジェクトを右クリックし、プロパティを開く。
- プロパティウィンドウからビルドカテゴリを選択
- ビルド・ホストにて追加したホストを選ぶ。
NetBeansからWiringPiを使用する。
WiringPiを利用するためには、コンパイルのオプションとして記述しなければいけない。
- プロジェクトのプロパティウィンドウからC++コンパイラ選択
- 追加のオプションへ「 -lwiringPi 」と追記する。
NetBeansからGPIOの操作を行う
RaspberryPiでGPIOの操作を行うためには管理者権限が必要
1.Raspberry Piにて管理者権限を付与するファイルを作成する。
- わかりやすい用にフォルダを作成 「mkdir NetBeansProjects」
- 作成したフォルダに移動
- わかり易いファイル名を作成「nano gdbsudo」
- 下記を記述する。
#!/bin/bash
sudo /usr/bin/gdb $*
2.デバッグ時にそれを利用されるようする。
- ツールタブを選択
- オプションを選択
- C/C++を選択
- デバッガ・コマンドへ 先ほど作成したファイルのパスを選択
- (例 /home/pi/NetBeansProjects/gdbsudo)
以上です。
作成したプロジェクトにGPIOの操作を行う処理を記述し、デバッグする事でGPIOの制御ができるようになりました。