目次
1. はじめに
本記事では実際に本試験に合格するまでに実践した勉強方法と使用した教材についてまとめます。
まず私についてですが、令和5年度春期の情報処理安全確保支援士試験に無事合格しました!
全試験区分で60%以上あれば合格です。
私は高度試験の午前Ⅰ免除の条件も持っていましたので、今回の受験では午前Ⅰ試験は受験していません。
午前II試験では、過去問やってれば大丈夫だろうと余裕ぶっこいていましたがぎりぎり合格ラインでした。。
午後試験は筆記試験で、私はかなり苦手だったのですが以降で説明する勉強方法を実施することで午後ⅠとII両方とも8割も取る事ができました!
なお、本書では午後試験の対策について説明します。
2. おすすめ教材一覧
2.1 序盤のおすすめ教材
まずは参考書買ってそれを使って一通り勉強していくというのが一般的な流れかと思います。
ただ私の場合、参考書は辞書やお守り(精神安定剤)のようにしか使わなかったです笑
なぜかというと、試験範囲が広く参考書で一通り勉強すると時間が掛かってしまい学習効率が悪いからです。
参考書は辞書がわりに一つ買っておくと良いかと思いますが、学習時は以下の先駆者達がまとめた動画で学習すると効率良く学習する事ができました。
・まさるの勉強部屋
・情報処理技術者試験・高校情報科対策の突破口ドットコム
私が使っていた参考書も載せておきます。通称"上原本"と呼ばれる書籍でかなり細かく書かれており、辞書として扱うには最適でした。結構分厚く持ち運びが大変なので電子版で購入することをお勧めします。
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2023年版
2.2 中盤のおすすめ教材
動画である程度学習できたら次は過去問を解いていきます。過去問を解くのは早いと思われるかもしれないですが、できるだけ早めに過去問を解いて問題の傾向や対策を把握することが一番最短の勉強法です。
ただ、過去問解いても良い解説がないとあまり学習効果がないのですよね。以下の参考書は数年分の過去問の良質な解説が載っているのでお勧めです。まずは、こちらを一通り解いて問題の傾向と対策をつかみましょう。
2023 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
上記は直近の5年分ぐらいの過去問からピックアップされています。なので、5年前ぐらいの重点対策だと過去問があまり被らずに良質な解説を手に入れられます。下記は2018年の重点対策ですが、私は2019年の重点対策を買って網羅的に過去問を解きました。
2018 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策
さらに網羅的に過去問を実施したい場合は、以下の各サイトに過去問の解説が載ってるので余裕があれば真剣に解かなくていいので問題及び答えと解説を確認しておくと良いと思います。
・やさしいネットワークとセキュリティ(平成29〜令和3の過去問の解説)
・NWW BLOG(令和2以降の過去問解説)
・南の島のSE エンジニアブログ(平成31以降の過去問解説)
・情報処理安全確保支援士 過去問解説 ブログ(平成26〜平成28の過去問解説)
・セキスペ午後過去問振り返りまとめ【情報処理安全確保支援士】(令和3以降の過去問解説)
2.3 終盤のおすすめ教材
ここまでくるとある程度問題の傾向と対策が掴めたかと思います。
最後に以下の教材を実施することをお勧めします。こちらの教材の使い方としては、問題を解いて内容を理解するというより、得点になる回答の書き方を覚えるような感じです。なので、学習の序盤でこの教材を使うことはあまりお勧めしませんが、この問題集を解いたおかげで私は午後で8割取れたと考えております。本気でやれば2週間もかからないので試験直前にやると良いかもしれないです。
ちょうど10マスや20マス単位のノートや方眼紙など買ってこの問題集を解くと筆記試験の対策には十分でした。ちなみに私は10マスのジャポニカ学習帳(十字補助線で一行20マス)を買ってこの問題集解いてました笑
【追記】
2023/6/23に改訂[第2版]が出版されたとのことで情報更新しました。