エンジニアとしてプログラムを書くうんぬんの前に、エクセルの知識をつけておくこともとっても重要です。関数を知らなくて大恥をかいたのでメモ。内容は走り書きなので後日詳しくしていこうと思います。
よく使う関数たち
1.COUNTIF
2.VLOOKUP
3.TRIM
4.SUBSTITUTE
上の関数を順に見ていきたいと思います。
1.COUNTIF
特定の検索条件(1つ)に一致するセルの個数を返す関数。構文は以下のとおり。
COUNTIF(検索範囲,検索条件)
例えば、A列から「hoge」という文字列が記述されているセルの数を求める場合、記述例は以下のようになる。
COUNTIF(A:A,"hoge")
なお、COUNTIF関数の注意点は以下のとおり。
1.大文字と小文字は区別されない
2.検索条件を複数設定することはできない。(複数の場合はCOUNTIFS関数を使用する)
なお、結果を数字ではなくマルやバツ(○☓)で表示したい場合は以下のとおり。検索条件に一致するセルが1つ以上ある場合はマルバツで結果が返ってくる。
IF(COUNTIF(検索範囲,検索条件),"○","×")
この書き方を利用することも多いかもしれない。
2.VLOOKUP(Vertical Look Up)
エクセル表の列方向(縦方向)にデータを検索し、値が一致したセルがある行(横方向)のデータを返す関数。特定の値で表を検索して、表の中の必要な値を抽出することが可能。構文は以下のとおり。
VLOOKUP(検索値,検索範囲,列番号,検索の型)
記述例は以下のとおり。
VLOOKUP("hoge",A:C,1,FALSE)
なお、COUNTIF関数の注意点は以下のとおり。エクセルに書いたデータベースのテーブル表から値を取得する時などに使用することになりそう。便利。
3.TRIM
対象のセルに書かれた文字列の前後にあるスペースを削除する関数。文字列の間にあるスペースは削除できないので注意。(文字列の間にあるスペースを削除する場合は次のSUBSTITUTE関数を参照)構文は以下のとおり。
TRIM(対象のセル)
4.SUBSTITUTE
対象のセルに書かれた任意の文字を置換した結果を表示することができる関数。構文は以下のとおり。
SUBSTITUTE(対象のセル,置換したい文字,置換後の文字)
例えば、A1セルにHello Worldと書かれているとする。このセルのHelloの部分をhogeに置換する場合は以下のとおり。
SUBSTITUTE(A1,"Hello","hoge") #hoge World とセルに出力される
とりあえず以上。どんどん追記していきたいと思います。