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VRサーフィンデバイス『In The GreenRoom(ITGR=アイティーギア)』のプロトタイプを作成

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誰もがGreenRoomを体験できるようにしたい

サーファーの中でも、選ばれ者しか入ることのできない神聖な場所『GreenRoom』。
それは、最高の天気と、最高の波が作るチューブの中にのみ出現する世界。

人生でこのGreenRoomを体験できる人は一握りしかいません。
僕が作りたいデバイスは、この世界を誰もが体験できるデバイス『In The GreenRoom(ITGR=アイティーギア)』です。
しかも、ただ360度の画像をVRで表現したものではありません。
このデバイスのためだけに撮影された画像を使い、これを不安定なサーフィンの板の上という状況を再現した上で、板の上にたちがるタイミングか適切かどうかを判定することで、より『リアル感』を追求したデバイスを作ることです。
今回は、このデバイスのプロトタイプを作成しました。
実物は以下の通りです。

今回のプロトタイプで目指したもの

今回の実現したいVRデバイスの肝は以下の3つです。
① このデバイス専用に撮影された360度画像
② 海の上のサーフィンの板の不安定感を擬似体験できる板デバイス
③ 音ゲーの様にテイクオフのタイミングが正しいかどうか判定できるプログラミング
①は現在撮影中、②にはすでにあるもので代用できるため、③について今後開発が必要になります。

そこで今回のプロトタイプでは、③について考えるべく、不安定な板の上でテイクオフ(板の上に立つ)のタイミングを感圧センサーで感知し、それを別のデバイスに通知することを目指して作成しました。
最終的なセンターの通知先は3D空間ですが、今回はLINE Notifyを通知先に設定しました。

また、VRで視界が奪われた状況で、テイクオフがしっかりできるかどうかも確認する必要があるため、Oculusを使用し、Youtbube360のサーフィン画像を出しながら、トライアルを行いました。

実際使用したデバイス

① Oculus quest
② Mr.Takeoff

③ 下記で作成した感圧センサーデバイス

最終的には下記の様にこれらを下記の様に配置しました。
IMG_2340.jpg

感圧センサーデバイス

感圧センサーデバイスについては下記の記事にコードを記載してありますので、ご確認ください。
感圧センサーを押すと、LINE Notifyに通知を出す方法のまとめ

いざ実験!

スタッフの石井君登場

自分が医療法人の理事長であることを利用し、当院スタッフの石井君に被験者になっていただきました。
パワハラじゃないですよ!
見てください、この屈託のない笑顔を!
IMG_2337.jpg

実験でわかったこと

① 圧センサーが小さすぎる
この部分を正確に踏むのは結構何度が高い

② Oculusで視界が見えないので、Mr.テイクオフのレベルが激ムズになる
事前にMr.テイクオフ自体の練習が数回必要
ワイプで画面の左上に自分の姿を上から見た様な映像を載せても良いかも

③ 動画と状況が合っていないといまいち気分が乗らない
これは専用の動画を撮影することで解決可能

今後も試作機を作って、問題点を洗い出して行こうと思います。

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