Unityで撮影した360度画像のVR環境を自作する
自分で撮影した360度画像でVR空間を作るためのナレッジをまとめました。
これでいつでも自分が撮影した思い出の360度空間に現実逃避することが可能です!
ぜひ思い出のシーンを360度カメラで撮影し、いつでもその空間に逃げられる準備を整えてください。
全体像
今回実装する全体像は以下の通り
① 動画を流すためのVideoPlayerObject
このObject内に、流す動画データ(360Movie)とその動画を映すスクリーン(360 Render Texture)を設定
② 360度空間を実装するためのSkyBox Material Object
このSkyBox内に先ほどの動画が描出されるスクリーン(360RenderTexture)を貼り付けることで、360Movieが流れる360空間(360SkyBox)が作成される。
③ Main Camera Objectに360度空間を貼り付ける
360空間(360SkyBox)を見るために、360SkyBoxをアタッチする。
環境
Unityのvaesionは、2020.3.26f1を使用
VideoPlayerObjectの作成
まずは映し出すスクリーンであるRender Textureを作成する。
Assets内にTexturesフォルダを作成し、その中にRender Texture(360RenderTexture)をCreateする。
次にヒエラルキー上にVideo Player Objectを作成し、360VideoPlayerと命名。
作成した360VideoPlayerにオリジナルの360度動画と先ほど作成した360RenderTextureをアタッチ。
SkyBox Material Objectの作成
Aseetes内にMaterialsフォルダを作成し、その中にMaterial(360Material)をCreateする。
ShaderをSkybox/Panoramicに変更し、Sphericalの360RenderTextureをアタッチする。
## Main Camera Objectの作成
ヒエラルキー上のMain CameraにSkybox ComponentをAddする。
実装
自分で撮影した360度画像でVR空間をUnityで自作する実装の復習。まとめを作りながらも、1年前より10分の1ぐらいの時間で実装できた。
— Dr.Teru:プログラミングとサーフィンが好きな整形外科医 (@teru3_kitashiro) May 11, 2022
成長を実感!#Protoout#ジーズアカデミー#スタジオしまづ https://t.co/OiZF5OgSFX pic.twitter.com/HrfOgVNII5
上記のような感じで、自分で撮影した360度画像でVR空間を実装できます。