LoginSignup
6

More than 5 years have passed since last update.

posted at

updated at

Power BI でのデータ取得からビジュアライズまで

今回使用するもの

・Windowsパソコン(Surface Pro3, Windows10)
・Power BI(ダウンロードはこちら)
・kintone ODBC Driver(ダウンロードはこちら)

はじめに

Power BIとは
 Microsoft社が提供しているビジネス分析ツールで、BIはBusiness Intelligenceの略。特にこれはBIスイートと呼ばれていて、BIを開始するにあたって必要なものが一通り入っているもの。「これさえあればBIは大丈夫です」という感じ。

スクリーンショット (15).png

kintoneとは
kintoneはサイボウズ社が提供しているクラウドサービスで、開発の知識がなくてもシステム開発ができるようにしている。業務アプリを直感的に作成できるようにしている。

ODBCとは
Microsoft社が生み出したデータべベースとプログラム間を行き来してくれるもの。Open DataBase Connectivityの略。データベース(DB)は、MySQLやSQLSeverなど色々な種類(ドイツ語、アラビア語みたいな)があるが、ODBCのおかげでその違いを意識せずDBを操作できる。

やってみたこと

kintoneの中にあるデータ(なんとかしてデータを持ってこないといけない)を、PowerBIを使ってビジュアライズする。よく会議とかで出てくるような売り上げのグラフだったりを作る。
こんな感じ↓
スクリーンショット (17).png

どうやってやっていきます??

方法は、、、
1.kintoneのデータを一回CSV(ファイル形式の一種でそのまま開くとメモ帳、Excelでも開ける)に書き出してPower BIで読み込む(kintone ODBC Driverを使わない)
2.kintone ODBC Driverでデータ連携してPower BIで読み込む

を試してみる。他にも方法はあると思いますが。。

1.CSV経由

①CSVに書き出す。
今回はkintoneの店舗日報アプリから売り上げなどを書き出す。書き出す項目も選択。
スクリーンショット (18).png

②Power BIで書き出したファイルを読み込み。
①で書き出した店舗日報アプリの情報を読み込む
スクリーンショット (19).png

③ビジュアライズ
データを選択(画面右のチェックされている部分)して作成
スクリーンショット (21).png

2.kintone ODBC Driverでデータ連携してPower BIで読み込む

①kintone ODBC Driverをインストール
Cdataのホームページからダウンロードし、使いたいDB(今回はkintone)の
・ URL
・ User
・ Password
を入力しkintone ODBC Driverとkintoneをつなげる。
ODBCDSNConfig.png

今回はWindowsを使ったのでそれ以外のOSなど詳しいものはこちら

②Power BIで読み込み
ODBCに接続して
スクリーンショット (22).png

データソース名(今回はkintone)を選択して
スクリーンショット (23).png

取得したいデータを選択して一括読み込み
スクリーンショット (24).png

③ビジュアライズ
データを選択(画面右のチェックされている部分)して作成
スクリーンショット (25).png

比較

こんな感じで二つの方法を比較してみました。初めてやったのでいろはから学ぶことも多かったですが、1つ目のkintoneのデータを一回CSV(ファイル形式の一種でそのまま開くとメモ帳、Excelでも開ける)に書き出してPower BIで読み込む方は  小さな手間があるなと 思いました。

今回は簡単なデータだったのでいいですが、他の膨大なデータであれば
書き出すときに選択し落とし、、、や 更新されたら書き出しし直し、、、、
みたいになって大変かな。。。と。
あと、容量も単純に食われてヤダ。とか。

小さいハードルを飛び越えないといけなくてだんだん疲れる感がありました。
その点2つ目のkintone ODBC Driverでデータ連携してPower BIで読み込むは一回繋げとけばデータも全部持ってこれるし更新もできるので、ハードル取り払ってくれているな~と。。

今回使ったもののダウンロード集
Power BI
kintone ODBC Driver

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
What you can do with signing up
6