仙台在住なのですが、8月はほとんどが雨でうんざりします。
ニュースによると、仙台は36日連続雨で過去最高だったとか。
ということで今回はそんな仙台の気象情報をビジュアライズ。
※kintoneに気象情報は入っている、Yellowfinに関してはインストール済みで話を進めていきます。
Power BIでkintoneのデータ取得からビジュアライズまでも参考にしていただけるとありがたいです。
#今回使ったもの
ビジュアライズに使ったツールです。
##Yellowfin
Yellowfin社が開発したBIツールで、一般的なグラフから地図上にマッピングできたりと、多様なビジュアライズ要素がある。また、モバイル端末でも使える。
##kintone
サイボウズ社が提供しているクラウドサービスで、開発の知識がなくてもシステム開発ができるようにしている。業務アプリを直感的に作成できるようにしている。データベースとしても使える。
##JDBC Driver for kintone
Cdata社が開発したkintoneのデータを簡単にJDBC接続できるツール。今回は評価版(無料のもの)をインストールしました。
#ビジュアライズまでの流れ
ビジュアライズのために次の3つの手順で説明していきます。
1、JDBC Driver for kintoneをインストールする。
2、Yellowfinとkintoneをつなげる
3、データを選択してビジュアライズ
##1、JDBC Driver for kintoneをインストールする。
CData Software のホームページから「JDBC Driver for kintone」をインストールする。
「ダウンロード評価版」が無料版です。
インストール後はセットアップ画面に従ってインストールを進めていきます。
さらに詳しい説明などについてはこちら
##2、Yellowfinとkintoneをつなげる
BIツールであるYellowfinにデータベース(DB)であるkintoneをつなげていきます。
主にこの作業に関しては、Yellowfinの画面で進めていきます。
###まずはプラグイン
メニューバーの中から「管理」→「管理コンソール」画面へ。
管理コンソール画面の右側にある[管理]メニューから「プラグイン管理」を選択。
プラグイン管理画面、右側の「追加」をクリックし、「新規プラグイン」の画面を出す。
ここからJDBC Driver for kintoneを使ってYellowfinとkintoneをつなげていきます。
ドロップできる拡張子が**.jarか.yfp**なのでそれに合わせてファイルを変更する必要があります。
まずはJDBC Driver for kintoneがインストールされたファイルの「lib」を開く。
①「cdata.jdbc.kintone.jar」ファイルと「cdata.jdbc.kintone.lic」ファイルがあることを確認する。
②「cdata.jdbc.kintone.lic」を.jarに変換する必要があります。
1、「cdata.jdbc.kintone.lic」ファイルを圧縮。
2、圧縮してできたファイル「cdata.jdbc.kintone.zip」の名前を「cdata.jdbc.kintone.lic.jar」に変更。
※YellowfinをインストールしたマシンとJDBCドライバーをインストールしたマシンが同じものでないとエラーが起きてしまいます。
③②でつくった「cdata.jdbc.kintone.lic.jar」ファイルともともとある「cdata.jdbc.kintone.jar」ファイルをYellowfinの新規プラグイン画面にドラッグ。
###そしてYellowfinにDBの追加
新規接続画面で「データベース」を選択すると「接続設定」の画面に行きます。
・名前:DBの名前
・説明:DBの説明
・データベースタイプ:Generic JDBC Data Source(選択後以下2つがでて来ます)
・JDBCドライバー:cdata.jdbc.kintone.KintoneDriver(kintone)
・接続文字:jdbc:kintone:URL=https://(サブドメイン).cybozu.com/;User=(ユーザー名);Password=(パスワード);
・ユーザー名:kintoneのユーザー名
・パスワード:kintoneのパスワード
を入力。
上記が終わったらビュー作成を選択。
以上でYellowfinとkintoneを繋げることができました。そして分析開始!!!
###の前に。。。JDBC Driver for kintoneがないと。。。。
1、kintoneにあるデータを「.csv」の形で書き出す。
2、そのファイルをYeloowfinに取り込ませる。
これをすべて(更新の場合も)手動でやるのは大変なので簡単な方法を使いました。
##3、データを選択してビジュアライズ
kintone とつなぎデータ接続が完了したのでビジュアライズを始めていきます。
とみると、1つ気づくことが。。。
雨が観測されてない日があります。
これは、観測できないほどの雨(霧雨など)があった日です。天気概況にはしっかり書いてありました。
この記事を書いている日も雨。。。。快晴の甲子園を見ていてうらやましかったです
宮城に晴れを!!
#今回使ったもののダウンロード集
Yellowfin(BIツール)
kintone kintoneはダウンロードではなく登録です
JDBC Driver for kintone