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共有フォルダでScoop bucketを運用(超お手軽)

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プライベートなbucketが欲しい

Scoopをある程度使っていると、自作のツールや環境なんかをbucketに突っ込んで置いてコマンド打てば取ってこれたりすると便利だな、というような事を考え出す。

じゃあそうしよう、それもお手軽に、という記事である。

まずgitリポジトリを作る

Scoopはインストール情報が入ったjsonをgitで管理してある。なので共有フォルダにgitリポジトリを作る。

便宜上共有フォルダのパスを \\sharedhost\myBucket\ とする。
ここにbareリポジトリを作ろう。

実際のアーカイブの保管先も共有フォルダに作る。
ここでは\\sharedhost\archive\としておく。

アーカイブを作る

要するにzipファイルである。
ここではお試しということで、hoge.batというバッチファイルをインストールすることにしよう。

hoge.bat
echo 'hello hoge world.'

このhoge.batを圧縮し、hoge.zipにする。
hoge.zipを//sharedhost/archive/にコピーして置こう。

jsonを作る

hoge.json
{
    "version": "1.0",
    "url": "file:////sharedhost/archive/hoge.zip",
    "bin": "hoge.bat"
}

hoge.jsonの内容である。複雑なことをやろうと思えば複雑なことをやれる。今回はやんないけど。

jsonをgitリポジトリにaddしてcommitしてpushしよう。
これで準備は終わりである。

ScoopにmyBucketを追加する

scoop bucket add myBucket \\sharedhost\myBucket

これでmyBucketが使える。追加したらscoop updateをしておこう。

scoop install hoge

これで取れるはずだ。
インストールが終わったら早速hogeコマンドを叩いてみよう。hello hoge world.が表示されたらおめでとうなのである。

仕組みさえ分かれば

これをベースにリッチな運用方式を作っちゃうのも楽しい。
たったこれだけでも、チームでの業務アイテムの共有なんかが格段に便利になる。なんせコマンド渡すだけだ。

Scoopについては以下のような良記事があるので参考にされたし。

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