インスタにはエフェクトという写真や動画の加工機能があり、様々な編集ができます。ところが、このエフェクト、サービスが終了することになりました。今回はこのエフェクト終了のニュースの概要と代替手段について解説します。どうぞ参考にしてください。
インスタのエフェクトとは?
インスタのエフェクトは写真や動画の加工機能で、現実にはできないような仮想的な加工ができるようになっています。
種類は標準エフェクトとARエフェクトの2つです。標準エフェクトはインスタ公式が提供するもので、アプリで標準に使用できます。ARエフェクトは「Spark AR」というエフェクトの投稿プラットフォームが配信しているエフェクトです。
ARエフェクトの利点は標準エフェクトでは制作できないようなユニークな加工ができることです。ただし、ARエフェクトを利用できるのはリアルタイムで撮影した写真や動画だけ。あらかじめ作成したものに対しては標準エフェクトで加工します。
インスタのエフェクトが終了になる?
2024年8月27日(米国時間)、「Meta Spark」の公式サイトで「Meta Spark」の提供が、2025年1月14日をもって終了することが公表されました。「Meta Spark」はMeta社が提供するインスタのストーリーズなどで利用できるARエフェクトです。
標準エフェクトには影響がない
今回発表されたのは、Meta社の「Meta Spark」が2025年から終了になるというニュースです。インスタが公式に提供している標準エフェクトには影響がなく、引き続き利用できます。
サードパーティー製が対象
Meta社が発表した「Meta Spark」が終了になるというのは、サードパーティー製のものが対象です。Meta社以外の企業やARクリエイターなどが作成したARエフェクトです。Meta社自身が作成したファーストパーティー製「Meta Spark」は引き続き利用できます。
すでに投稿されコンテンツには影響はない
サードパーティー製の「Meta Spark」のサービスが終了になると聞いて気になるのが、すでにこのサービスを使って写真や動画を投稿したものがどうなるかです。サービス終了とともに削除されるようなことがあれば、困ります。
この点については影響はありません。サードパーティー製の「Meta Spark」を使って作成された写真や動画はそのまま掲載され続けるので、ご安心ください。
ファイルやアセット、デモビデオのダウンロードが推奨されている
サードパーティー製「Meta Spark」を使って作成した写真や動画は削除されるわけではありませんが、「Meta Spark」自体は利用できなくなります。
そのため、ARエフェクトを公開しているクリエイターや企業に対し、サービス終了までにプロジェクトファイル、アセット、デモビデオをダウンロードして保存するように推奨しています。今後もARエフェクトを紹介したいのなら、外部Webサイトでポートフォリオを作成するように案内しているのです。
代替サービスの発表はない
Meta社の発表によると、サードパーティー製「Meta Spark」に変わる代替サービスの提供の予定はないそうです。
そのため、これまで「Meta Spark」を使ってARエフェクトを行ってきた企業などはかなりの影響を被ることになるでしょう。
「Meta Spark」が終了すると、どうなる?
「Meta Spark」が終了すると、どのような影響があるでしょうか。確認してみましょう。
①エフェクトの作成、公開、閲覧ができなくなる
「Meta Spark」が終了しても、過去に投稿されたコンテンツは影響されませんが、新たなエフェクトの作成、公開、閲覧はできなくなります。インスタからも完全削除され、全く利用できなくなります。
②インサイトの閲覧ができなくなる
「Meta Spark」では管理画面から利用数などのインサイトも閲覧ができましたが、サービス終了後は閲覧不可となります。データのバックアップをしておくなどの対策も必要になるでしょう。
③コミュニティの終了
「Meta Spark」には10万人以上のARクリエイターが参加するコミュニティで他のクリエイターの作品を参照できましたが、それもできなくなります。
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まとめ
今回の記事では、インスタのエフェクト終了に関する情報をお届けしました。今回終了することになるのは、サードパーティー製の「Meta Spark」というARエフェクトです。終了によって影響を受けるユーザーもありそうです。
ただ、標準エフェクトとファーストパーティー製「Meta Spark」は今後も引き続き利用できるので、こちらで写真や動画の加工をしてください。現在よりも不便になるかもしれませんが、加工自体はできるので、冷静に対処しましょう。また、インスタからデータが失われ、復元したい場合、ぜひ「UltData for iOS」を利用してください。