Raspberry Pi 画像処理で実際に使っているカメラと照明を紹介
概要
Raspberry Pi で画像処理を始めたい方向けに、私が実際に使っている USB顕微鏡カメラ と USBスタンドLEDライト を紹介します。
「市販の USB カメラで十分?」 「照明って必要?」という疑問を持つ方におすすめの記事です。
1. 市販 USB カメラで十分
まず結論から言うと、市販の USB カメラで十分に画像処理が可能です。
ラズパイは標準で USB カメラを認識できるため、特別な設定なしで OpenCV などから映像を取得できます。
- 広角で撮りたい → 普通の Web カメラが便利
- 微細な部分を拡大したい → 顕微鏡タイプが最適
2. よく使うカメラ->顕微鏡タイプのカメラ
私は以下の顕微鏡タイプ USB カメラを使っています👇
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注意点
- 現場では20cmくらい離して撮像したことがあります。その際の撮像エリアは2cmくらいだったと思います
- ズームしたいなら物理的に近づければOK
- 量産工程でセットする場合は、付属のブラケットでは不十分。別途設計するなりが必要
- 付属の照明は遠くの物を見るには弱いです。
3. 照明は絶対必須
照明は外乱光の影響を抑えるために絶対必須です。
正直どの照明でもあまり変わらないので、なんでもいいです。私は以下の USB スタンド LED ライト を使っています👇
###注意点
-照明はRaspiのUSBポートから給電せず、別のアダプタで給電すること。RaspiのUSBポートから給電するとちらつきが発生する。
-照明は角度が重要(ハレーションが起きないように、など)
4. Raspberry Pi + OpenCV の簡単キャプチャコード
import cv2
cap = cv2.VideoCapture(0) # USBカメラを認識
ret, frame = cap.read()
if ret:
cv2.imshow("Camera", frame)
cv2.imwrite("capture.jpg", frame)
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()