はじめに
「インフラ」と聞いても、正直ふわっとしていてイメージがしづらかった。
でも、「新人エンジニアのためのインフラ入門(第1回〜第4回)」を読んで、
インフラという言葉の意味や役割が少しずつ掴めるようになってきたので、学んだことをまとめておきます。
インフラとは? ─ 土台のイメージで考える
そもそも「インフラ(インフラストラクチャー)」とは、「土台」のような存在。
- 生活インフラがあるからこそ、私たちの生活が成り立つ
- 交通インフラがあるからこそ、移動や物流ができる
- そしてITインフラがあるからこそ、アプリケーションが動く
つまり、ITインフラの上にアプリケーションが乗っていて、それらをまとめて「システム」と呼ぶ。
インフラを構成する要素
インフラには大きく2つの要素がある。
ハードウェア(物理的な土台)
- サーバー
- ネットワーク
- ストレージ
ソフトウェア(土台の中身)
- OS(例:Linux)
- ミドルウェア(例:Apache、MySQLなど)
仮想化とは「資源の有効活用」
印象的だったのが、仮想化は「資源の有効活用」だということ。
- 資源=サーバー、ネットワーク、ストレージ
- 特にCPUの有効活用が重要
→ 1台の物理サーバーの上に、複数の仮想サーバーを動かすことで、効率的に利用できる
また、仮想化には以下のようなメリットがあると学んだ。
- 物理サーバーに障害が起きても、別の物理サーバーに切り替えやすい
- ストレージを設定で拡張できる
- 一つの管理画面で複数の仮想サーバを管理できる
当たり前といえば当たり前だけど、「仮想化」ってよく考えられてるなぁと実感。
ただし、便利な反面、結局は1台の物理サーバーの上で動いているという点は忘れずに、設定や構成には注意が必要。
クラウドのありがたみ
仮想化やインフラのことを学ぶと、「複雑だな」と思う。
そんなとき登場するのが「クラウド」。
- AWSやGCP、Azureのようなクラウドサービスは、この複雑なインフラを、ブラウザで触れるようにしてくれる。
つまり、インフラの細かい設定を意識せずに、必要なインフラ資源を使える。
もちろんメリット・デメリットはあるけれど、
インフラの学習を進めるほど「クラウドって便利だな」と改めて感じた。
おわりに
インフラはとっつきにくいテーマだけど、
「土台」というイメージで考えると少しずつ理解できるようになってきた。
そして仮想化やクラウドなど、現代のインフラが持つ柔軟性にも改めて感動した。
歴史を知ると、現代の環境にありがたみを感じる。
先代の方々に感謝し、クラウドを活用していきたい。