目的
WordPressのサイトをHugoを使ったサイトに移行しようと思っています。
そのメモ書きです。最後に参考サイトを載せていますが、大変助かりました。
なお、まともな開発環境がない場合を想定しています(開発用PCが調子悪いんじゃ、、、)
内容
WordPressの記事をエクスポートして、Hugoに取り込み、ローカルにて動作確認するまで書きます。
デプロイについては、別記事に書くかもしれません。
実行環境
Windows 10
WordPress5.0.4
やり方
Hugoのローカル確認環境を用意。
HugoのQuickStartはmac前提なので、Windowsでのやり方を書いておきます。
Chocolateyのインストール
https://chocolatey.org/install
Chocolateyでのインストールが一番上に書いてあるので、まずはChocolateyをインストールします。
管理者権限のあるPowerShellにて以下のコマンドを実行します。
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))
Hugoのインストール
https://gohugo.io/getting-started/installing/
以下のコマンドをPowerShellにて実行すればインストールされます。
extended Sass/SCSS
もありますが、よくわからないのでスルーします。
choco install hugo -confirm
Gitのインストール
https://gitforwindows.org/
適当にインストーラ使ってインストールします。
Hugoの動作環境構築
https://gohugo.io/getting-started/quick-start/
QuickStartのStep2以降をやっていきます。基本的にPowerShellでできますが、
echo
とかはできないので、普通にファイルを開いて書き込むのがベターです。
Wordpressの記事をエクスポートする
WordPress to Hugo Exporterプラグインのインストール
https://github.com/SchumacherFM/wordpress-to-hugo-exporter
GitHubから、「Clone or download」→「DownlaodZip」が今回は手っ取り早いです。
Wordpressダッシュボードにて、「プラグイン」→「新規追加」とクリックします。
「プラグインのアップロード」からさっきのzipファイルをアップロードして、インストールしたらOKです。
エクスポート
サイドバーにて「ツール」→「Export to Hugo」で少し待つとzipがダウンロードできます。
エクスポートしたファイルを配置
Markdownファイルの移行
エクスポートしたzipのうち、posts
フォルダのなかに記事のMarkdownファイルが入っています。
なお非公開の記事もあるので注意しましょう! 一応Front Matterに非公開フラグがついていますので問題ないですが、この際不要なものがないか一度整理するのがいいかもしれません。
このposts
フォルダを、Hugoのcontent
フォルダの中に移動すればOKです。
画像ファイルの移行
画像ファイルをWordpress上で管理しているならば、
解凍したzipの\wp-content\uploads
フォルダの中にエクスポートされているはずです。
めんどうな方は、Hugoのcontent
フォルダの中に、wp-content
フォルダを移動してやればOKです。
Configファイルの移行
エクスポートしたzipファイルには、config.yaml
があります。内容を適宜Hugo側(デフォルトだとconfig.toml
)に移動しましょう。
今のHugoフォルダ構成
ほとんど省略していますが、、、
quickstart
└content
├posts
│ └エクスポートしたMarkdownファイル
└wp-content
└エクスポートした画像ファイル等
動作確認
hugo server -D
で実行後、http://localhost:1313/にアクセスすれば動作確認できます。
エクスポートしたMarkdownを修正
想定通り表示されていないところを修正します。スクリプトを組んで自動化するのがいいと思います。
私は記事数が少ないので手作業でやりましたが、、、
私がやったことを列挙しておきます。
- 画像ファイルのパスを変える
- リンクカードを普通のリンクに変更する
- コード部分がHTMLでエクスポートされていたので、Markdown形式に変更する
また、画像ファイルのディレクトリが気に入れない場合は、適当に修正するとよいです。
おわりに
唐突に終わりますが、Hugoにて今まで書いた記事が表示されるところまでできました。お疲れ様です。
この後は、GitHubで記事管理、netlifyでホスティングする感じでやろうかなと思います。
これで監視網を潜り抜けて、会社でブログを書くんじゃ、、、(ぉぃ)
参考
このサイトをみてHugoにしようと思いました。ありがとうございます!