pecoを用いたコマンド履歴出す機能を作るときに調査したことまとめ

本記事について

pecoを使って少しでも仕事を早くする
pecoを使って端末操作を爆速にする

を見て、どうしてこの書き方なのかっていうのを調べた。

結果

.zshrc

alias tac='tail -r'
alias distinct='awk '\''!a[$0]++'\'

# peco
function peco-select-history() {
    BUFFER=`history -n 1 | tac | distinct | peco`
    CURSOR=${#BUFFER}
    zle reset-prompt
}

zle -N peco-select-history
bindkey '^r' peco-select-history

こうなった。

調査メモ

ショートカットからコマンド呼び出す。

zshの機能
https://qiita.com/yuku_t/items/e58cbecf13407446bd50

zleって何？

Zsh Line Editor
https://dev.classmethod.jp/articles/zsh-zle-introduction/

history コマンド

fc コマンド

つまり

history
=> fc -l
=> 履歴を16件表示するコマンド
履歴には番号がついている

オプション
n: 番号を表示しない
数字: この数字以降の番号の履歴を表示。つまり、1なら全部

tac コマンド

入力を逆順で表示する
https://hydrocul.github.io/wiki/commands/tac.html
これで最新が上に来るようになる。
catを逆にしてるからtacって名前

macにはデフォルトで入ってない。

tail -r

https://hydrocul.github.io/wiki/commands/tail.html
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/15/042000103/080400023/

macでtacしたい場合

じゃあどうする？

選択肢
whichでtacかtail -rか分岐
macでtacを使えるようにする
tail -r を使う

tail -r よりもtacのほうが直感的なので2番目で

.zshrc

alias tac='tail -r'

awkで重複削除

awkで重複削除
https://qiita.com/pocket8137/items/a6de22d0be6b26f7bcac

uniqだとsortが必要になるのでだめ。
=> わかりづらいので名前変えたい
distinctでよいのでは

変数展開を行わないようにしないといけない
https://qiita.com/y518gaku/items/35870f379bc4b0b85f72#%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

.zshrc

alias distinct='awk '\''!a[$0]++'\'

zle BUFFERとCURSOL

https://dev.classmethod.jp/articles/zsh-zle-introduction/
これ読めばわかる

${#BUFFER}

文字列の長さ
http://dhythm.blog11.fc2.com/blog-entry-156.html

shellにおけるバッククォート

shell バッククォート
https://uxmilk.jp/27649

reset-promptとかの意味

いろいろ書いてある
https://qiita.com/b4b4r07/items/8db0257d2e6f6b19ecb9

結局なんでやってるのかわからなかったので以下で検証した

何もなし
redisplay
clear-screen
reset-prompt

何もなし => 表示される(これでいいのでは？)
redisplay => 表示される(違いわからない)
clear-screen => 端末のリセットされて表示される。これは嫌
reset-prompt => 表示される(違いわからない)

とりあえずキーバインドの記事でも元記事でもreset-prompt使ってたし、reset-prompt使うことにした。