wingetとは
Windows11で標準搭載となった、Windows Trminalにて使用できる、コマンドラインパッケージマネージャー。
Linuxで言うところの、aptやyamが該当するコマンドラインからアプリケーションをインストールする手段。
使用方法
Windows Terminalで"winget"を実行。下記実行した様子。
❯ winget
Windows パッケージ マネージャー v1.3.2691
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WinGet コマンド ライン ユーティリティを使用すると、コマンド ラインからアプリケーションやその他のパッケージをインストールできます。
使用状況: winget [<コマンド>] [<オプション>]
使用できるコマンドは次のとおりです:
install 指定されたパッケージをインストール
show パッケージに関する情報を表示します
source パッケージのソースの管理
search アプリの基本情報を見つけて表示
list インストール済みパッケージを表示する
upgrade 利用可能なアップグレードの表示と実行
uninstall 指定されたパッケージをアンインストール
hash インストーラー ファイルをハッシュするヘルパー
validate マニフェスト ファイルを検証
settings 設定を開くか、管理者設定を設定する
features 試験的な機能の状態を表示
export インストールされているパッケージのリストをエクスポート
import ファイル中のすべてのパッケージをインストール
特定のコマンドの詳細については、そのコマンドにヘルプ引数を渡します。 [-?]
次のオプションを使用できます。
-v,--version ツールのバージョンを表示
--info ツールの一般情報を表示
詳細については、次を参照してください。 https://aka.ms/winget-command-help
よく使うソフトのインストールコマンド(忘備録)
# 原則
>winget insatall {ソフトウェア名称}
ただし、似たようなソフトウェアがある場合、
>winget install {ソフトウェアID}
# 必須ソフトウェア
> winget install vscode
> winget install Microsoft.PowerToys
> winget install 7zip.7zip
> winget install Google.Chrome
> winget install winscp
> winget install Git.Git
> winget install python
# 専門ツール
> winget install stellarium
> winget install QGIS
> winget insatall Inkscape.Inkscape
インストールしたソフトのアップデート
# アップデートが可能なソフト一覧を出力
> winget upgrade
# すべてのソフトウェアをアップデート
> winget upgrade --all
終わりに
Linuxでは当たり前となっている、コマンドラインパッケージマネージャーを使用できるのはうれしいですよね。
また、Windows11からは標準搭載となるみたいなので、これから使用頻度が増えると思い、メモを残しました。
参考