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開発者コンソールを使ったSalesforceのレコード削除

Last updated at Posted at 2024-01-26

開発者コンソールを使ったSalesforceの削除についてまとめました。

初期のデータ移行の検証などで、まとまった量のレコードを削除したい場合、Salesforceの画面上から手動で1つ1つ削除をしていくのは大変です。
そんな時に便利なのが開発者コンソールです。
とはいえ、戻すことも大変なので、必ずSandboxなどで少量のレコードで確認をしてから削除しましょう!

開発者コンソールから削除できる

右上の歯車マークから「開発者コンソール」を選択

01開発者コンソール開く.png

[Debug] → [Open Execute Anonymous Window ] をクリック

02開発者コンソール開いた.png

[Enter Apex Code ] ウィンドウが開く

03開発者コンソールからApex.png

削除方法

// フォーマット例
List<削除したいオブジェクトのAPI名> var = [SELECT Id FROM 削除したいオブジェクトのAPI名];
delete var;

例えば取引先オブジェクトのレコードを全件削除したい場合はこういう感じです。

// 取引先
List<Account> acc = [SELECT Id FROM Account];
delete acc;

[Evecute]ボタンを押下して、取引先を削除

このままコピペして貼り付けるとこんな感じです。

04取引先削除.png

削除したいレコードを絞り込みたいときは、WHERE句を追加します。

例えば、本日作成した取引先のみを削除したい場合です。

// 今日作成した取引先を削除
List<Account> acc = [SELECT Id, Name FROM Account WHERE CreatedDate = TODAY];
delete acc;

取引先に「テスト」が含まれるレコードを削除したい場合はこうです。

// 取引先に「テスト」が含まれるレコードを削除
List<Account> acc = [SELECT Id FROM Account WHERE Name like '%テスト%']; 
delete acc;

もちろん、他のオブジェクトにも応用できます。
せひSandboxなどで、色々と試してみてください。

削除期間

レコードを削除しても Salesforce から完全に削除されるわけではなく、復元できるように 15 日間はごみ箱に置かれます。15 日を経過すると削除された項目がごみ箱から消去され、消去されたら元に戻すことはできません。

開発者コンソール以外の削除方法

開発者コンソール以外にも、手動削除、一括削除、データローダーでの削除があるかと思います。

①一括削除

[設定] から、[クイック検索] ボックスに「一括削除」と入力し、[一括削除] を選択し、削除するレコードのタイプへのリンクをクリックします。
一括削除できるレコードタイプとして、ケース、ソリューション、取引先、取引先責任者、リード、商品、活動があります。

05一括削除.png

②データローダーでの削除

参考までに、データローダーを使用して、Salesforce 上のファイルを一括削除する方法について説明されてます!

削除したいレポートを作成して、データローダーと組み合わせて作業すると捗ります。

最後に

今回は開発者コンソールを使ったSalesforceの削除についてまとめました!
ぜひ、削除の目的や用途によって使い分けしてみてください。

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