2024/8/8からWinter'25 プレリリース組織のサインアップ開始されました。この記事では、プレリリース組織で個人的に、SalesforceのWinter'25の気になった機能を3つだけピックアップして紹介しています。
Winter'25のリリース
Salesforceは、毎年3回(春、夏、冬)新しい機能や改善をリリースして、機能の追加や使い勝手が向上しています。Winter'25のリリースでも、効率が高まったり、見た目に関するアップデートが含まれています。
先行して新機能を試すには、プレリリース組織を利用するのが推進されています。
プレリリース組織とは
Winter '25 の機能を先行して試すことができるプレリリース版Developer Edition環境です。Summer '24 のプレリリース組織をすでにお持ちの場合は、その組織に再度ログインできます。
プレリリース版を取得していきます。
早速、Winter'25で追加された新機能について確認してみましょう。
Enhanced User List View
Salesforceでは、リードや取引先、ケースなど、他のオブジェクトに対してリストビューが存在します。今回のアップデートで、ユーザーのリストビューも他のオブジェクトと同じように確認・設定できるようになります。
有効にするには、設定>>ユーザー管理設定から「Enhanced User List View」を有効化するだけす。
実際のユーザーのリストビューです。
たとえば、リストビューでのデータの並べ替え、フィルタの適用、カスタムビューの作成といった操作が、ユーザーリストビューでも簡単にできるようになります。
デフォルトは「最近参照〜」でしたが、管理できる範囲であればピンは「すべてのユーザー」で良さそうでかと思いました。
Object Access
これまでは、プロファイルや権限セットの画面からどのオブジェクトにアクセス権があるかを確認することしかできませんでした。
次からはオブジェクトマネージャーの各オブジェクトから、オブジェクトへのアクセス権の状態を確認できるようになり、権限セット、権限セットグループ、プロファイルによって付与されたアクセス権のレベルを、直接確認できるようになります。
設定のUI変更
地味に、「右上の歯車マーク」こと設定のUIも変更になるようです。
before
after
いかがでしたでしょうか?
Winter '25リリースでは、Salesforceの操作性と機能性がさらに向上し、特にユーザーリストビューの拡張モードやオブジェクトマネージャーでのアクセス権確認といった新しい機能が追加されています。
今回は、プレリリース組織を利用して、Winter '25から3つだけ紹介しました。
他にも、Winter '25のリリースは、Salesforceの機能やシステム管理者の使い勝手をさらに向上させるためのアップデートが含まれていそうでした。
今後も新しい機能を触って紹介していきます!