hi guys。たつみょんです。Qiitaでは主にITに関する技術系の記事が多いですが、今回はちょっと趣向を変えて、“キャリア”と“自己理解”について書いてみたいと思います。
なぜこの記事を書こうと思ったのか
私、もともとは小中学校で成績が良く、高校は高専、そして大学は東京のそこそこ名の知れた理系大学に編入した経歴を持っています。
しかし就職活動の結果、なぜか建築関係の全く畑違いの職場に入り、気づけば現場で汗を流す職人になっていました。そこで3年間働いた結果、身体を壊してしまい、やむなく離脱。
その後、同社の営業事務に転属し、顧客折衝などを6年間続けましたが、2度にわたってうつを発症。
「なんでこんなことになったんだろう」
と悩み続けた末、色々あってITエンジニアへ転職。現在2年ほど頑張ってはいますが、正直なところ「向いていないのでは?」という感覚がずっと付きまとっています。
毎日「自分の将来はこれでいいのか」と不安に感じながら過ごす日々──。
そんなとき、知人に勧められて受けたのが CliftonStrengths(クリフトンストレングス) という自己診断テストでした。
クリフトンストレングスとは?
クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)は、Gallup社が提供する強み診断ツールで、34の資質の中から自分の上位資質を導き出してくれるというもの。
単なる性格診断とは異なり、「自分が何に喜びを感じるのか」「どんな行動が自然と取れるのか」といった深い洞察を与えてくれるツールです。
私の診断結果と気づき
診断結果として出た私の上位資質は、「人間関係構築力」に属するものが多く、その中でも特に『共感性』『成長促進』『調和性』などが目立っていました。
自分は「他者の成長を支援することに喜びを感じるタイプ」らしい。
正直、驚きました。なぜなら、私は「人間関係が苦手」とずっと思い込んでいたからです。
でも、よく思い返すと──
- 自分の知識を誰かに教えることは楽しかった
- 誰かが自分にアドバイスを求めてくれると嬉しかった
- 相手がその助言を活かして成長する姿を見ると、なぜか感動していた
そうした感情は、すべてこの「人間関係構築力」から来ていたのかもしれません。
さらに、こういったこともプラスに考えるようになりました:
- 人付き合いは苦手でも、親しい友人と話すのは楽しい
- 小規模な人間関係の構築ならできるかもしれない
- 小規模プロダクトや個人規模の開発で、誰かの役に立つものを作るのが好き
- 教育系のコンテンツを作り、顧客の成長を見ると嬉しい
職場での小さなフィードバック
実は以前、職場の後輩からこんなことを言われたことがあります。
「〇〇さんがいると、自己肯定感ばく上がりっす!」
当時は冗談っぽく聞き流していましたが、今思えば、これも私の資質が自然と周囲に影響を与えていた証拠だったのかもしれません。
もし、もっと早く知っていたら……
これまで、自分の「強み」を活かしたキャリア選択をしたことがなかった私は、今更ながらこう思います。
もし、もっと早く“自分の強み”を知っていたら、
もっと自分に合った道を選べたのかもしれない。
同じように悩むエンジニアへ
今、自分のキャリアに不安を感じている方へ。
もしあなたが、
- 「今の仕事が向いていない気がする」
- 「将来が不安で仕方ない」
- 「もっと自分に合った働き方があるのでは」
と悩んでいるなら、ぜひ一度、クリフトンストレングスを受けてみてください。
自分でも気づいていなかった“本当の強み”が見えてくるかもしれません。
そして、その強みを活かすことで、今とは全く違うキャリアの選択肢が開けるかもしれません。
最後に
私自身、まだ道半ばです。
でも、こうして「自分を知る」ことで、少しだけ人生の舵を自分の手に取り戻せた気がしています。
あなたも、ぜひ一度、自分の中の“原石”を見つけてみてください。
診断はこちらから(※英語で購入画面が出ますが、日本語対応しています)
キャリアに悩み苦しんでいるエンジニアの方へ少しでも届きますように。切に願います。