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Visual StudioAdvent Calendar 2017

Day 20

Mac + Visual Studio での開発。IDEのちからを借りることで開発効率を上げる

Last updated at Posted at 2017-12-20

Visual Studio Codeではありません。あしからず。

IDE便利ですよね。
静的型付け言語だと、特に力を発揮してくれる気がしています。

簡単なプログラムを作りつつ、IDEの使い方を説明します。

環境

  • OS X EI Capitan 10.11.6
  • Visual Studio Community for Mac 7.3.4

できるようになること

  • IDEを使って、からのクラスやメソッドを素早くつくる
  • 名前の変更を素早く行う
  • 実行する

手順

やること

簡単な数値計算プログラムの作成を通して、IDEの使い方をみてみます。

やってみよう① ファイルを作成してみる

既にプロジェクトは作成済みだとします。まずは、コードを書いてみます。

Program.cs
using System;
using System.Runtime.InteropServices;

namespace HelloWorld
{
	static class Program
	{
		static void Main()
		{
            var a = 1;
            var b = 1;

            MyMath.add(a, b);
		}
	}
}

この時点では、MyMathクラスも、addメソッドも存在しないので赤線で警告がでます。

スクリーンショット 2017-12-20 23.35.30.png

ここで、赤線のところにカーソルを当てて、クラスを作成します。
右クリックで選択していってもよいのですが、ショートカットもあります。
macの場合は、option + enter。

スクリーンショット 2017-12-20 23.27.19.png

すると勝手にファイル(空のクラスを作成してくれます)。スコープがinternalなのが個人的にはいまいちかな、と思ってます。

MyMath.cs
namespace HelloWorld
{
    internal class MyMath
    {
    }
}

Program.csに戻ります。今度はメソッドがないのでメソッドが赤線になっています。

スクリーンショット 2017-12-20 23.39.30.png

また同じようにメソッドを作成してみます。

スクリーンショット 2017-12-20 23.41.26.png
MyMath.cs
using System;

namespace HelloWorld
{
    internal class MyMath
    {
        internal static void add(int a, int b)
        {
            throw new NotImplementedException();
        }
    }
}

勝手にメソッドの雛形作成されました。後は中身を作っていくだけです。
ちなみに今回の例は、返り値を指定しなかったのでvoidで作られました。

こんな感じに返り値をIDEにわかるように作成すると、もっと簡単にメソッドを作れます。

やってみよう② 返り値もわかるように

このようにファイルを変更します。

Program.cs
using System;
using System.Runtime.InteropServices;

namespace HelloWorld
{
	static class Program
	{
		static void Main()
		{
            var a = 1;
            var b = 1;

            MyMath.add(a, b);

            int ans = MyMath.sub(10, 9);
		}
	}
}

subの返り値がわかるようにint ansで結果を受け取るようにしました。
エラー部分を選んで、option + enter、メソッドを作ってみましょう。

作ったら、command + d でメソッドに飛びます。細かいことですが、こういった操作で効率化できますね。

MyMath.cs
using System;

namespace HelloWorld
{
    internal class MyMath
    {
        public static void add(int a, int b)
        {
            throw new NotImplementedException();
        }

        // 返り値intできちんとつくられた!
        internal static int sub(int v1, int v2)
        {
            throw new NotImplementedException();
        }
    }
}

やってみよう③ 名前を変えてみよう

MyMathというクラス名がイケてないので、Calculatorという名前に変えてみましょう。

MyMath.add の MyMathの部分を選択して、command + r でリネームできます。ファイル名も一発で変わります!

やってみよう④ ビルド・実行

ビルドは、command + b
実行は、command + enter

で行います。

おわりに

C#のパッケージマネージャであるNuGetとか使うともっと便利になりますね。
こういった操作になれると、テスト駆動開発がしやすくなります。

テストファイルを起点として、例えば

  • 空のクラスを作成→テスト実行→赤→メソッド作る→赤→メソッド記述する→緑

といった流れをテンポよく行えます。

以前はWindows環境で開発していたので、ショートカットが色々と違ってとまどいました 。VisualStudioいいですよね。

では、良いC#ライフを!!!

参考文献

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