1.ExchangeOnlineとは?
マイクロソフトが開発したグループウェア/電子メールのサーバー製品であるMicrosoft Exchange Serverをマイクロソフト自身がホスティングをして提供しているクラウドコンピューティング型のサービスです。
2.メールフローの概要
送受信される電子メールを検査し、免責事項の適用、メッセージのブロッ
ク、監査レビューのためのメールボックスへのBCC 送信などの様々なアクションを実行するために使用されます。
3.作業目的
メールフローを使用することにより、特定条件のメールに上司承認を必要としたり、特手のメールを送受信拒否したりと様々なことが可能です。
4.作業手順
例として、今回は特定のアドレスにメールが届いた際に、受信拒否する設定をご説明いたします。
①Microsoft365 管理センターを開く
②左メニューバーの「すべてを表示」をクリックし、表示された管理センター内の「Exchange」をクリック
③Exchange管理センターが開くので、左メニューバーの「メールフロー」をクリック
④「ルール」タブが選択されているのを確認し、「+」新規作成をクリックして、「送信者または受信者でメッセージを制限する…」を選択
⑤「このルールを適用する条件...」で「受信者のアドレスが次と一致する…」を選択
⑥「単語または語句の指定」のポップアップが表示されるので受信拒否したいアドレスを入力
⑦「実行する処理...」で「だれにも通知せずにメッセージを削除する」(送信側、受信側共に連絡なしで削除される)か「説明を示してメッセージを拒否する」→「拒否の理由の指定」を入力(送信者側には「拒否の理由の指定」で入力された文言をメールで送られる。受信側には連絡なしで削除される)を選択
以上の設定で指定したアドレスにはメールが届かないようになりました。
※指定するアドレスはユーザーのメールアドレスだけではなく、グループメールアドレスでも設定が可能です。