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BAROCCO MD600とは

BAROCCO シリーズ(英語配列)| 株式会社アーキサイト

2016年10月末くらいに日本での販売が開始されたメカニカルスイッチ搭載かつ分離型かつキー配置変更等のマクロ機能を搭載したキーボードです.

Mistel Keyboardという台湾のメーカーの製品です. 日本での販売はアーキサイトが行っています.

製品仕様やレビューや開封の儀の類の記事は「barocco」でググればいくらでも出てくるので, この記事では俺みたいな人だったら喜ぶであろうキー配置について語ります.

また, そのキー配置の設定がなかなか厄介だったので設定手順も紹介します.


俺みたいな人 is 誰


  • Mac使い


    • 英字配列キーボード使い



  • 62キーのコンパクトキーボードは使い慣れてない

  • カーソル移動はctrl + (f|b|n|p)


    • しかしExcel等で普通の矢印キーでの移動も使う



  • escはそんな頻繁には使わない

  • 右shift, 右ctrl, 右commandはほぼ使わない

これらに半分以上あてはまるようならお前 is 俺みたいな人です.


キー配置

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改めて見たら言うほどそんなに変えてねーわ

ポイントは右ctrl,右shift,fn,pnの4キーを思い切って矢印キーにしてしまうことです.

これが無いとExcel等でカーソルを操作する時にfn + (i|j|k|l)で入力しなければならず, 62キーに慣れていない俺みたいな人は右手の小指が爆発します.

winキーは特になにもせずともcommandキーとして認識してくれます. altとwinはMacの英字配列キーボードに合わせて置いた格好ですね.

この程度のことならキーボード側で全て設定できてしまうのでKarabiner等のキーボードカスタマイズツールは一切導入していません.

キーボード側の設定とカスタマイズツールを組み合わせて使えば強力なのかもしれませんが, この手のものをいじりまくって管理するものが増えるのが好きじゃないのであんまりやるつもりないです.


設定手順

前述のとおり右側の修飾キーを矢印キーに割り当てている都合で少々厄介な手順になります.

まずはどんな設定ができるのかをマニュアルで把握しておきましょう. アーキサイトのページでPDFのマニュアルが見れます.

以下, キー配置を変更していくと説明がややこしくなるので変更されているキーを押す場合は「キー(印字)」という表記を用いることにします.

「fn(a)を押す」と表記されていたら, fnに割り当てられているもともとaキーだったキーを押すという意味だと思って下さい.

もうこの時点でややこしいですね.


最初に左側のキーを全部設定する

fn + < などを押してレイヤー1~3のどれかにしておきます. 真ん中のLEDが赤青緑のどれかに光っていればレイヤー1~3への切り替えができています.

fn + 右ctrl を押すと右側のLEDが点灯してプログラムモードになります.

左ctrlを押すと右のLEDが点滅するので, escを押し, その後pnを押すと点滅が止まります. これで左ctrlの位置のキーはescキーが割り当てられました.

同じ要領で左側全てのキーを設定していきます.

設定が終わったらfn + 右ctrlでプログラムモードから抜けて, 左側の設定がうまくいっているか全て確認をしましょう.

うまくいっていなくて何がなんだかわからなくなったらfn + rを5秒長押しして工場出荷状態に戻してしまいましょう. 根気よく最初からやり直すのです.


右側のキーを設定する

alt(win) + 右alt + 右スペースで右側修飾キーを一気に矢印キーに置き換えます. プログラムモードに入らなくても設定できます.

確認できたら, ←(fn) + 左shiftを5秒ほど長押しして右LEDを点滅させます. 点滅したら←(fn)を1回押し, その後右altを1回押します. この時点で右LEDは消灯しているはずです.

これで上の画像の通りのキー配置の完成です.


fnキーの移動と右側修飾キーの矢印置き換えは一時的だぞ!(12月8日追記)

これらのキー配置はUSBケーブルを抜くとリセットされるようだ. 今日の朝出社して混乱した.

つまりこれから毎朝「右側のキーを設定する」の項目の手順をやらなければいけないことになる.

めんどくさいし右側のキーは必要になったときだけ変更するようにしようかな.

コードガリガリ書く日なら右側のキーいじらないほうが書きやすいし, そのへんは柔軟に変えていく方針のほうが良さそう.


このあと別レイヤーに移動したくなったら?

なぜか右修飾キーを矢印キーに置き換える機能は全レイヤーでグローバルに有効です.

このあとうっかりデフォルトレイヤーに移動すると, どのキーにもfnキーが割り当てられていないのでレイヤーを移動することができなくなります.

なので, この状態まで来たらレイヤーを移動しないことにしています.

(この現象に遭遇した時テンパって工場出荷状態に戻してしまったんですが, もしかしたらデフォルトレイヤーでもfnをどこかに割り当ててレイヤー移動出来たのかもしれません. 面倒なので検証はやってませんが.)


このあとさらにキー配置やマクロをいじりたくなったら?

fn(右alt) + →(右ctrl) を押すとプログラムモードに入れます. が, プログラムモードでもpnキーが頑なに↓キーでありつづけるため, キー配置の設定に必須な決定ボタン不在で配置をいじることができません.

この問題への対処として, デフォルトのまま使い続ける予定のキーに一時的にpnキーになってもらい, プログラムモードを抜けた後にpnの割り当てを解除するという方法を発見しました.

左スペースキーにenterを割り当てるという例でこの手順を解説します.

まずはいじるつもりのないyキーにpnを割り当てます.

↓(pn) + 左(shift)を5秒ほど長押しして右LEDが点滅したあと, ↓(pn)を押し, yを押して右LEDが消灯するのを確認します.

次にfn(右alt) + →(右ctrl)でプログラムモードに入って, 左スペースを押して右LEDが点滅したあと, enterを押します.

このあと, pn(y)を押して右LEDが点灯状態になっていることを確認します.

fn(右alt) + →(右ctrl)でプログラムモードを抜け, 右LEDが消灯することを確認します.

最後に, pn(y) + 左shiftを5秒長押しして右LEDを点滅させ, pn(y)のあと↓(pn)の順で押します.

この時点で右LEDは消灯し, yキーはpnキーの割り当てを解除されているはずです.


ほんとにこのやりかた正しいの?

マニュアルがいい具合に言葉足らずなので自分でいろいろ試行錯誤した末に以上のような結論に至ったんですが, 「めんどくせえなあ!!」というのが正直な感想です.

キー配置は一度バシッと決めてしまえばそんなに変える必要のないものだと思うので, 今後困ることはほぼないだろうと思っています. が, 誰かちゃんとしたやりかた知ってるなら教えてください・・・

最後は文句っぽい感じで締めてしまいましたが, このキーボード自体はめっちゃ気に入ってます. ありがとうBAROCCO!!!!!!!!!!