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Kudan ARをAndroidで使ってARアプリを作ってみる(セットアップメイン)

Last updated at Posted at 2017-03-09

はじめに

こんにちは、初めてのQiita投稿になります。
今回はKudanARをAndroidで用いて ARアプリを作ってみようの記事です。
経緯といたしましては、2/18と2/19で行われたMBSハッカソン(プレバトチームです)でKudanARを用いる機会があり自分がはまってしまったので、同じ境遇の人のためになれたらなと思い投稿しました。

KudanARとは

AR機能をiOS、Android、Unity等で簡単に実装できるライブラリで、マーカー無しのAR(もちろんありでもOK)であったり、オブジェクトに対して近寄ったり遠くに配置したりすることも可能。個人開発用で使用する場合は無料で使える。(リリース用に使用する際は年間でライセンス料がかかる)
https://japan.kudan.eu/

初期設定

はじめにAndroidStudioでプロジェクトを今まで通り作成してください。
次に、kudanのサイトからAndroidのSDKをダウンロードしてきます。
https://www.kudan.eu/download-kudan-ar-sdk/
ここで簡単な個人情報(名前、Emailアドレス等々...)を登録する必要があります。
英語での登録になるので誤って日本語で登録しないように気をつけてください。。。
SDKがダウンロードできればいよいよプロジェクトにkudan arを組み込んでいきます!!

実際にプロジェクトに組み込む

プロジェクトを開いて、
File -> New -> New Module...
と進んでimport .JAR/.AAR packageを選びます。
File nameのところで先ほどダウンロードしてきたkudan arのSDKを選択、それからfinishと進みます。
次にFile -> Project Structure...と進んで、左の欄のModulesのところでappを選択、さらに右の画面でDependenciesを選択します。そうすると今プロジェクトで使用されているライブラリの一覧が出てくるので、左下の+ボタンからModule Dependancyを選択して、kudan arを追加します。これでプロジェクトにkudan arを組み込めたので次は使えるように設定をしていきます。

使えるように設定する

無事にプロジェクトにkudan arを組み込むことができたら、次はAndroid Manifestを開いてpermissionの設定を行います。これはAndroid6.0以降のAndroid端末で実行する際に必要な項目で、設定しないとクラッシュするので気を付けましょう。(Android permissonについて https://developer.android.com/training/permissions/requesting.html)
主に追加する項目はこんな感じです。
<uses-permission android:name="android.permission.CAMERA" />
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE" />
<uses-permission android:name="android.permission.READ_EXTERNAL_STORAGE" />
<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE" />
<uses-permission android:name="android.permission.READ_PHONE_STATE" />

また追加するだけでなくkudan arを使用する前にこれらの項目を許可されている必要があるので、SplashActivity等でユーザーに対して許可してもらう等の処理も必要になります。
次に、app配下にあるbuild.gradleを開いて以下の項目を追加します。
android {
aaptOptions
{
noCompress 'KARMarker'
noCompress 'armodel'
}
}

最後にdefaultConfigのapplicationIdをeu.kudan.arに変更して設定完了です。

実際に使っていく

ここまで設定ができたら実際にARを表示させてみましょう。
使いたいActivityにおいて、
class HogeHogeActivity extends ARActivity
と継承させてください。次にonCreateのメソッドで
ARAPIKey key = ARAPIKey.getInstance();
key.setAPIKey("APIKey");

と打ち込みましょう。この2行はARActivityを起動させる前に打ってもらっても可能です。
APIKeyはこちらから入手してください。
ここから先はどのようなARを表示させたいのかによって手順がことなるので以下のサイトを参考にしてみてください。
https://wiki.kudan.eu/Main_Page

最後に

以上でAndroidでkudan arを使うためのセットアップは終了です。間違ってる部分があるかもしれませんがその時はごめんなさい。。。
こちらに自分のサンプルコード(mvvmですが)あげておきます。よければ参考にしてみてください。
https://github.com/Taku24/P-Battle_mvvm

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