この記事について
Qiita Engineer Festa 2024 の 「自分が考える最高のエンジニアライフプランについて紹介しよう」キャンペーンの記事です。
Z世代の高校生がエンジニアを志望するに当たり、何を考えているのかを皆さんに共有するために執筆しました!
この記事を書いている人
- 現役高校生
- モバイルアプリ・ゲームのフロントからバックエンドを作っている
- 中学3年生から勉強を始めた
- 高1で基本情報技術者試験合格
- 最近案件を少しづつ頂けるようになった
Z世代の私が考えるエンジニアライフプラン
学校生活との両立
1. 学校の勉強を大切にする
IPAの試験を受けて気付いたことがあります。それは高校の数学や国語、英語の勉強は超大切であると!
プログラミングをする上でドキュメントは読みます。読解力を求められるとともに、英語力も必要です。
また論理的に考える過程や、アルゴリズムを理解するときには数学が必須です。
今話題のAIを完全に理解するには確率、グラフ理論、線形代数などんも知識がいります。数学は積み重ねの学問なので高校の授業を飛ばしてこれを勉強することはできません。
長期的な視点で考えると今の勉強をおろそかにしないことは将来のエンジニアとしての成長に繋がると考えています。
2. コンテストに積極的に参加する
この世には学生向けのプログラミングコンテストがたくさんあります。私は主に作品提出型のコンテストに参加しています。
夏休み期間中などに合わせて開催されていることが多いので非常に両立がしやすいです。
コンテストに参加することで周りの人がどのような技術スタックで何をテーマに作品を作っているのかが分かるので、自分はどこまで頑張れば良いのか認識することができます。
またコンテストの受賞歴があれば 推薦入試やAO,さらには就職活動にも有利に働くことがあるので学生の身とすると参加しない手はありません!
3. メリハリをつける
学校生活とエンジニアとしての活動を両立させるためには、時間管理が鍵となります。
私は1日単位で学校の勉強とプログラムの勉強をする日を決めて実行しています。
また自分のスマホに時間制限をかけるアプリを使って、無駄な時間を減らしその分を勉強に当てるようにしています。
自分はこの学問はいくら勉強しても足りないということに気がついたので、一日の無駄な時間をできるだけ減らすようにしました。
学生の特典
1. 時間がある
学生としての最大の特典は、時間の余裕があることだと思います。
プログラムの仕事をしたいと考えても、Webなのかモバイルアプリなのか、Windowsアプリなのかプロットフォームは多様です。
さらにBtoBなのかBtoCなのか、その中でどのような物を作りたいかも重要になります。
これを瞬時に決めることは難しいことだと考えています。しかし、高校生は自分探しにうってつけの期間です。
全部作ってみて「これだ!!」といったものを見つけられます。
自分の場合はバックエンドが好きだということが分かったので次に何を勉強すれば良いのか見通せるようになりました。
今の時期に見つけられたことは大きなアドバンテージだと思います。
2. かわいがってもらえる
有り難いことに学生という身分ということだけで、周りのエンジニアさんから一目おいてもらえます。
普通だったらなかなか話せないような方とも話す機会が増えるので、自分の知識を広げることができます。
自分は様々な方とお話する中で自分の知らない技術の世界を知ることができ、大きく視野を広げることができました。
将来に向けて
1. 大学で情報系の学部に進学する
まず直近の課題として大学進学があります。
ここでコンピューターサイエンスの基礎の部分をしっかりと堅め、同時に具体的な技術を深めていきたいと考えています。
2. フロントエンドのスキルを磨く
私はバックエンドが好きですが、実際に動くアプリを作るにはフロントエンドは欠かせない。
しかし、大の美術音痴である私はデザインがめちゃくちゃ苦手です。
そこで人間の目に優しいデザインのルールを勉強することで、感覚ではなく理論でデザインを作ることができるようになりたいです。
これができれば夢のフルスタックエンジニアに一歩近づけるので絶対に自分のものにしたいです。
3. 案件を受けて経験を積む
最近、少しずつ案件を頂けるようになったことで私の世界の見方が変わりました。
正直お金をもらってプログラムを書くことは未だに抵抗はあります。納期までに終わらせることができるのか、自分の技術力は本当に大丈夫なのか、と不安がいっぱいでした。
しかし、あるアニメを見てからこの気持ちが少しマシになったので紹介します。
このアニメの中で以下のセリフがありました。
「仕事に責任を持つために、金を受け取るんだ。金は依頼した仕事の出来を保証させるためにあるんです。
金を貰う以上、我々には仕事の出来を保証する義務が生じます。
金を貰って責任を持つのと、金をもらわず責任とらないのと、どっちが健全か言ってみろ。」
このセリフを聞いて、不安に思って堂々巡りになるのであれば、その分誠意を持って仕事をすることが大切だと気づきました。
これからも少しづつ案件を受けて、自分の技術力を高めるとともにビジネスの世界にも触れていきたいです。
今後勉強したいこと
今後勉強したいことは以下の通りです。
- フロントエンドの知見
- 見積もり
- ビジネスのコミュニケーション
- プロジェクトマネジメント
案件を受ける中で、自分には見積もりの力が足りていないことが分かりました。
またビジネスの交渉も全くの経験がないので、就職するまでにはこのスキルも身につけたいです。
そして最後に個人制作ばかりをしているので、プロジェクトマネジメントも経験したいです。
数回チーム制作をしたことがありますがどれも手探りであり、チームとしては貧弱であったと思います。
こうまとめてみると、高校生には経験することが難しいことばかりなのでこれらをどうやって身につけるかが課題だなあと感じます。
けれども高校生という身分を活かして、周りの人を頼ることで乗り越えていきたいです。
さいごに
勉強するとまだまだ足りない部分がたくさんあることを痛感します。
しかし時間は多くあるので、焦らず一歩づつ進んでいきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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