IPAとは?
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、日本のITを多方面で支えている団体です。このIPAが実施している試験として有名なものには、情報処理技術者試験やITパスポート試験があります。
このブログを見ている人ですでにこれらの資格を取得している人もいるかもしれませんね。
なぜIPA試験を受けるのか?
ITを体系的に学べる
あなたはプログラムが好きで、いろんなアプリやゲームを作っているかもしれません。
では、以下の質問に答えられるでしょうか。
- CPUがどのように動いているか説明してください。
- データベースの正規化とは何か、目的を教えて下さい。
- テストコードを書く際の命令網羅や条件網羅の違いを教えて下さい?そもそもテストコードの意味を教えて下さい。
これらは普段のプログラミングとは少し異なる分野かもしれません。しかし、将来IT分野で働くことを考えるならば、プログラミングだけでなく、ネットワークやセキュリティ、データベースなどの他の分野も学んでおくことが重要です。
実際に私がネットワーク関連の仕事をしているエンジニアと話した際、IPAの試験範囲の知識が非常に役に立ちました。
エンジニアとしての視野を広げるために、IPA試験は良い学習材料だと思います。
共通テスト対策になる
2025年からの共通テストに「情報Ⅰ」が追加されますが、実はIPAの試験勉強がこの情報テストにも大いに役立ちます。
IPAの試験勉強をしておけば、情報のテストが非常に楽になるでしょう。
試験方式
A科目(午前試験)とB科目(午後試験)の2つに分かれています。
A科目は4択式の問題が出題され、B科目は長文問題が出題されます。
どうやって勉強するの?
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まずは参考書を買おう
私の場合、以下の参考書を購入して勉強しました。
参考書リンク -
一通り学んだら問題を解きましょう
なんと過去の問題を無料で解くことができちゃいます。
午前試験の対策として最適だと思います。
過去問サイトリンク -
次に午後試験の問題集を買いましょう
午後試験は難易度が高いため、別途対策が必要です。
午後試験問題集リンク
まとめ
この記事を読んで、IPA試験に興味を持っていただけたら嬉しいです。筆者のオススメは基本情報技術者試験です。
ITパスポート試験よりも難易度は高いですが、実際に役立つ知識はこちらの方が多いと思います。
高校生でも合格できる試験ですので、ぜひチャレンジしてみてください!