この記事は DevRel Advent Calendar 2018 の、11日目の記事です。
DevRel 担当者として海外の技術者とやり取りする際に、ひと目ではよくわからない、略語に出くわすことがあります。
ここでは、自分が「なんだこれ?」と思ったことがある略語や、メールで使うフレーズなどをランダムに書いてみます。
AFAIK
As far as I know,「自分が知っている範囲では」の略となります。
「As far as」は「…の限り」という意味で、他の単語と組み合わせることで別な言い回しになります。
例えば
- As far as the law allows
- 法律が許す限り
- As far as the eye can reach
- 目に見える限り(目が届く限り)
など。
IMO(IMHO)
In my opinionの略で「私の見解としては」という意味です。自分の意見を表す場合に使います。
IMHOだと In my humble opinion となり、「愚見ではありますが」など、よりへりくだった感じになります。
SSIA
Subject says it all、「件名(タイトル)が全てです」という意味です。
BTSなどにissueを登録する際、もしくはメールで不具合を報告する際など、内容をタイトルに書き、本文は「SSIA」だけで済ますケースがあります、
TBD
To be determined, 「後で決める」という意味の略です。
資料や仕様書が完全に完成していないが、後で決めても良い箇所の場合、「TBD」とだけ書いて、全体像を先に共有する場合に使われたりします。
LGTM
Looks good to me. 「大丈夫のようです」という意味の略語です。
コードレビューやクライアントへ回答文章のレビューなど、レビューの結果が良い場合に使います。
TIA
Thanks in advance, 「ありがとう!」という意味の略語です。
何かを頼むときに末文として使う場合があります。
ある意味、相手の了承を得ずに「やってくれるよね、ありがとう」という意味合いがあるので、親しい仲以外に使う場合は要注意。
Many Thanks
略語ではありませんが、日本人にはあまり馴染みがない表現ということでご紹介。
Many thanks は「大変感謝します」「多謝!」という意味になります。
最初に見たときはちょっと不思議な言葉に見えたのですが、メールの末文としてはよく使われるようです。
余談ですが、手紙の英例文では、末尾に「Best Regards」や「Sincerely」という言葉を見かけることがありますが、メールで書くとずいぶんかしこまった言い方で、かなり改まった場合でないと使われないようです。
(以前海外のスタッフ送ったメールを「Sincerely」で締めたところ、「ずいぶんかしこまってるね」的な返信があり、そういうものなのか、と思ったことがありました)
以上、メールや英語掲示板でよく見かける略語などについて書いてみました。
(※本文章は、自分が以前に会社ブログに投稿した内容のリライト版となります)