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buddybuildでiOSのCI環境を試す

Last updated at Posted at 2015-12-11

buddybuildとは?

CircleCIなどと同じCI環境を提供するサービスです。モバイルアプリに特化しているのでサーバーサイドアプリなどは対応していないようです。

buddybuildの特徴

  • CocoaPods,Carthageのサポート
  • Github,Bitbucket対応
  • Store配信
  • ユーザーからフィードバックレポート(SDKを組み込んだ場合)
  • SlackやJIRAとの連携機能

buddybuild overview

buddybuildの紹介動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=A_0XOmMw03A

今回試すこと

  • iOSアプリのCI環境を作りたい
  • リポジトリはGithubを使用
  • CocoaPodsとCarthageを使用
  • ビルドに失敗したらSlackで通知
  • ビルドに成功したらテスターに配信

以降、こちらのサンプルプロジェクトで試します。

設定

buddybuildにアクセスして、下記のようにメニュー>Get Started!ボタンをクリックします。

0.jpg

Emailでも登録できますが、今回はてっとり早くGithubで認証しました。

01.jpg

認証に成功すると今度はリポジトリの選択画面になるので、対象のリポジトリを選択してください。

04.jpg

リポジトリを選択すると自動的にビルドが開始されます。プロジェクト直下にPodfileやCarfileが存在する場合は自動的にCocoaPodsとCarthageを認識してくれます。

06.jpg

"Care to peek under the hood?"をクリックするとログを見ることができます。

08.jpg

ビルドに成功するとこのような画面になるのでGo to the Dashboardを押してみます。

09.jpg

Slackとの連携

DashboardのBuild Settingsをクリックします。

11.jpg

設定メニューからConfigure Builds Notificationを選択します。

12.jpg

Slack WebHookという項目があると思うので、次にこのURLを設定します。
(ここからはSlackの設定です)使用しているSlackのIntegrationsから"Incoming WebHooks"を設定します。

14.jpg

Addをクリックしてください。
15.jpg

通知したいSlackのチャンネルを選択して、Add Incoming WebHooks Integrationボタンをクリックすると下記のようにフック用のURLが発行されます。このURLをさきほどbuddybuild設定メニューのConfigure Builds Notificationで表示されたSlack WebHookにコピペしてSaveします。適宜Branchesなどは必要な項目に変更してください。

16.jpg

ビルドして動作確認してみます。

17.jpg

ビルドに成功すると、、、
18.jpg

Slackにこのような通知が飛んできます。
20.jpg

ちなみに失敗すると下記のような通知になります。
21.jpg

とりあえず今回はここまで。

その他

テスターへの配信にCrashlyticsやDeploygateを使っている方も多いと思いますが、buddybuildからは直接連携することはできないようです。ただし、buddybuildにテスターアカウントを登録して、メールで通知する仕組みはあります。

ざっと使ってみて、細かいカスタマイズはできないものの、お手軽にCIを構築したいという方には良さそうです。
詳しくは公式ドキュメントが参考になるかと思います。

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