はじめに
前回に続き、ソフトウェアファーストの第2版を読んで思ったことを書き連ねていきます。
第7章(最終章)は「日本企業への提言」です。
サイバーフィジカル領域を活かそう
デジタルツインと同義でしょうかね。
スマートストアの例がありました。私が思い浮かんだのは、カゴを置くだけで、一瞬で支払い金額が表示されるユニクロのセルフレジですね。
特許訴訟がありましたが、あの技術は、本当に便利なので、様々なお店に導入してもらいたいです。
あとは、生活の基本的なニーズが満たされていない部分もちらほらありますね。
- トイレに組み合わせて、検尿・検便を自動化
- 冷蔵庫にある残りの食材の量と賞味期限を、遠隔で表示
日本の強みをソフトウェア化しよう
本書で挙げられている通り、観光とサブカルが有力な資源になると思います。
ソフトウェアを通じて、それらの価値、顧客体験を最大化することができれば、他の先進国の遅れを取ることもなさそうです。
課題先進国であることを活かす
日本は高齢化社会ですが、そこを逆手に取って、世界中のご高齢のお金持ちの方に、来日していただき、楽しんで(安心して)お金を使っていただくことに、国を挙げて注力するのも良いのではないかな〜と思います。(もうやっているのかもしれませんが)
読み終えて
本書は、開発手法、組織マネジメント、ビジネスなどの、最新事例が豊富に載っており、大変参考になりました。
技術者の方にとっては、ビジネスサイドを学ぶ良い機会となり、それ以外の方にとっては、ソフトウェア開発の複雑さ・困難さを知る良い機会となるでしょう。
さいごに
今回、章ごとに読書メモを付けてみました。
これをやらない時のいつもの読み方と比べると、深く読み込めたかなと思います。
(もし、誤解している箇所があったら、スミマセン)
また、本書を読んでいない人からすると、いったい何の内容かと思うかもしれません。あまり深く書くと、引用の域を超えてしまうので、難しいですね。
是非、本書を読んでみてください。
読書メモについては、今後もやっていきたいと思います。