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ソフトウェアファースト第2版(第5章)の読書メモ

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はじめに

前回に続き、ソフトウェアファーストの第2版を読んで思ったことを書き連ねていきます。

第5章は「組織に求められる変革」です。

事業サイドの指示を実行するだけの下請けチーム

確かに、このパターンはよくあります。

事業サイドのことをあまり把握していないというのもありますが、そもそも関心がない、というのが一番に理由だと思います。
理系寄りの人が、特にその傾向が強い印象を持っています。

情報処理技術者試験だと、そこは意識しているためか、マネジメント、ストラテジー系がそこそこのボリューム感で試験範囲に入ってますね。

エンジニアが働きやすい環境づくり

とても簡単です。リモートワークを実現しましょう!:angry:

リモートだとコミュニケーションが取りづらいという意見を時々見かけるのですが、私はそのように感じたことは一度もないです。

むしろ、ベラベラ喋る他人の話し声が聞こえない分、業務に集中しやすいです。:smirk:

どうもIT以外の人は、電話が鳴り響いていて、人々が慌ただしく歩き回って、会話をしているオフィスこそが、活気あふれる良いオフィスだと思い込んでいるように見えます。:sweat_smile:

最近だと、Amazonがリモートワークを廃止したことが有名になってました。

以下のツイッターを見ると、色々と事情がありそうなので、それなら分からなくはないです。

とはいえ、このような理由は、大半の会社には当てはまらないはずです。

そもそも、リモートにすれば、オフィスの家賃や水道光熱費、インターネット代を、労働者側に転化でき、交通費の節約にもなり、採用時に住所の縛りがなくなるため、会社側から見ると、有利な点が多いはずです。

脱リモートではなく、リモートを維持したままどうやって生産性を高めるかを考える方が、優秀なエンジニアが集まりやすいのではないかと思います。

プロダクトマネージャーとエンジニアリングマネージャーの違い

両者の違いについて、説明がされてました。
プロダクトの成功を重視するなら、プロダクトマネージャーに強い権限を持たせるべきですが、長く続く強い組織づくりを目指すなら、エンジニアリングマネージャーの力が必要になります。

私はどちらかといえば、プロダクトマネージャーに近いです。

皆さんはどちら寄りでしょうか。本書を読んで考えてみるのも良い機会です。

AI関連の開発に求められる職種

本書では、「AI機能を内蔵する開発」と「AIそのものの開発」に分類していましたが、視野を広げれば、もう一つあるかなと思います。「AIを活用した開発」です。

AIと無関係なWebアプリ、スマホアプリを作るにせよ、上流工程、下流工程、PM、PdMなど、様々な領域でAIを活用して効率化を図ることができます。

今は乱立状態で、これといった定番がありませんが、いずれ登場してくるのではないかと思います。

個人的には非常に興味があります。

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