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RubyKaigi 2023@松本行ってきました!

Last updated at Posted at 2023-05-19

先日、RubyKaigi 2023 に参加させていただきました!
https://rubykaigi.org/2023/

とても参加していいなと感じたので、参加レポを書きますー!

総括してしまうと、やはりオフラインのイベントはめちゃめちゃいいですね。

以下3点についてお話したいと思います。

  • セッションについて
  • 他の Rubyist と繋がり
  • チームビルディング

PXL_20230513_042108446 (1).jpg

セッションについて

2つほど個人的に気になったセッションをピックアップして感想を述べたいと思います。

Matz Keynote

PXL_20230511_013437982.jpg

Ruby が今年で30歳を迎えるということで Ruby のこれまでの歴史をなぞらえながら、学びをたくさんシェアいただいたセッションでした!
30歳おめでとうございます。

たくさんの学びをシェアいただいたんですが、個人的に印象的だった点を2つほど取り上げてみます。

Good name is important

命名って大事だよねという話です。
実は Ruby の名前の候補に Tish というのもあったらしいです笑
もしかしたら、今回の Kaigi の名前が TishKaigi になっていたかと思うとじわじわ笑えるお話でした!
(日本語のティッシュは tissue なので、 tish ではないですが)

もしかしたら Ruby という名前でなければこんなに広く使用される言語になっていなかったかもしれませんね。

Ruby の命名の例は、普段のプログラミングにおける命名とは別文脈ですが、
やはり一度名付けたプログラムの命名が後々長期間残り続けたりするので、良い名前をつけようという意識は普段の業務にも活きるなと感じました…!

Marketing is important

2004年ごろ Rails がはじめてリリースされた時、Rails を使って15分くらいで簡単なブログサービスを作り上げてしまうという動画がとてもヒットし、それきっかけで Rails や Ruby の認知度が一気に広がったというお話でした。

エンジニアとしてどうしても良いものを作ろう、良いものを作れば世間にウケると考えがちな気がします。
しかし、やはりそれをキャッチーな施策で広く世の中に広めたり、良さをきちんと伝えないと世間には受け入れられないですよね。

作るだけではなく、どうやってそれを上手く広めるかは普段から意識したいと感じました。

普段の業務でも改善したい点ってそれぞれのエンジニアがたくさんの種を持っていて、だけども前になかなか進まないってことがよくあると思うんですよね。
これも似たような文脈だと感じまして、どうやって同士を集めて、どうやってやりたいことを推進していくか。普段の社内調整などの重要さも再実感しました。

Develop chrome extension with ruby.wasm

発表スライドのURL
https://speakerdeck.com/logiteca7/developing-chrome-extension-with-ruby-dot-wasm

私もChromeの拡張機能を作った経験があり、Rubyがブラウザで動作するようになったということで、Rubyで拡張機能を作るとどんな感じだろうかと興味を持って拝聴しました。

登壇者の方が感じた課題点は以下でした。

  • Ruby で JS 実行するコードを書くことができるが、記法が難しい
    • 素直に JS 書いた方が書きやすい
  • popup.html ライクなRubyファイルや content-script.js ライクなRubyファイルなど複数管理しないといけない

上記課題を登壇者自身で作成されたフレームワークを使って解決するという内容でした。

  • 開発者がが管理すべきRubyファイルを1つにする
  • そのファイル内ではでは、JSライクな構文で記述できる
  • 上記Rubyファイルを解釈して、ブラウザ上で実行する

Rubyファイルを上手く解釈して実行させる部分とか裏側でどんな実装をされているのかが気になりました。

詳しくは登壇資料GitHub を覗いてみてください!

ちなみに、なんとこのセッションの登壇者は大学生…!
オジサンも頑張らないといけないなぁと刺激をいただきました。

他の Rubyist と繋がり

オフラインならではで現地で他の Rubyist との交流もできとても刺激をいただけました。

企業ブース

会場は各社のブースが並んでおり、とても活気に満ちていました。
私もブースを一通り回らせていただきました!

どのブースも各社の色があってよかったのですが、印象に残っているブースをあえて挙げるとすると、マネーフォワードさんのレビューのソースコードレビューの出し物が印象的でした。
簡単な要件とコードが掲載されており、レビューコメントを付箋で貼り付ける形式でした。
私も1つコメントを残し楽しませていただきました!

今回 Rakuma としてはブースの出店はしておりませんでしたので、今後ぜひブースが用意できればいいなと感じました!

Official Party

今回はRubyKaigi公式のパーティが1日目の終わりにありました!
400名くらいが参加されるとても大きなイベント。
きれいなホテルで立食形式の飲み放題食べ放題で、長野の地ビールも用意されており最高でした!

23-05-19-17-48-41-459_deco.jpg

Ruby で IoT関連の開発をされている方、まさかの最近知り合いがいる会社のCTOさんなど、久方ぶりの名刺交換もさせていただき、貴重な経験となりました。
世界中で Ruby を使って開発されている方がこんなにいることを実感できました。

チームビルディング

私は2/1に Rakuma に転職してきたばかりなのですが、なかなかない出張という機会自分としてはチームメンバーと仲良くなれたのが一番価値があったかもしれません。

3日間行動をともにし夜は一緒にお酒を飲み交わすことで、普段PRのレビューをしあうメンバーやオフィスですれ違うメンバーと仲良くなれるきっかけをいただきました。

普段はなかなか聞けないプライベートなことも少し踏み込んでお話できたのがとても良かったです!

個人的には仕事だけの関係というより、公私ともに仲良くして仕事を進めていきたいという思いがあるので、とても有意義な時間でした。

PXL_20230512_101225604.jpg

結び

ということで RubyKaigi 2023 の参加レポでした!
出張費を出していただいた弊社に感謝です :pray:

チーム一丸となって今後も頑張っていきたいと感じました!

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