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CrossOverを使ってみた

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MacでWindowsソフトを動かすお話です。

Mac歴2.5年です。
Webアプリが多くなり、多くの作業がWebで完結できることが多くなったし
Windows/Mac対応のアプリも増えてきており
Windowsのみでできて、Macで動かせないソフトは減ってきました。
しかし、依然として、Windowsのシェアは大きく、Windowsでしか動かせないソフトはあります。

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MacでWindowsのソフトを動かそうとすると、大きく3つに分類されると思います。

1つは、HDD上へOSをインストールしてOSをマルチブートにする。

(今のMacではBootCampができなくなったので、事実上不可能)

2つ目は、Mac上に、Windowsの仮想マシンを作る方法。

Parallels Desktopは、仮想化ソフトウェアです。これにより、Mac上に仮想マシンを作成し、その中でWindowsを実行できます。Windowsが完全に仮想化されているため、Windows環境内で完全なWindowsアプリケーションを実行できます。

3つ目の手法としては、互換性レイヤーを使う方法があります。

  • Wine

Wineは、Windows APIを再実装して、Unix系OS(macOSやLinuxなど)上でWindowsアプリケーションを実行するためのソフトウェアです。つまり、Windowsの仮想マシンを作成するのではなく、直接Mac上でWindowsアプリケーションを実行します。

今回は、3つ目の互換性レイヤーを使う方法を試したので紹介します。

互換性レイヤー方式は、Windows環境内での完全なWindowsアプリケーション実行が保証されているわけではないです。

しかし、オープンソース&WIndowsOSライセンスが不要という点でメリットが有る。

  • 仮想化に比べてシステムリソースが比較的少なくて済む
  • WindowsOSのライセンスが不要
特徴 Parallels Wine
仕組み 仮想化 互換性レイヤー
得意分野 OSの仮想化、高い互換性、高性能 WindowsアプリケーションのLinux/macOS上での実行、軽量性
リソース消費量 多い 少ない
操作性 仮想マシン内のOSを操作するような感覚 ネイティブアプリケーションに近い感覚
互換性 高い アプリケーションによって異なる

その中で、今回CrossOverというWineの商用版を試してみました。
https://www.codeweavers.com/crossover

なぜCrossOver(Wineに対して)

  • Wineや派生のWhiskyも試したが、面倒な設定が多い。
  • 商用でサポートある。(私は買い切りライセンスを購入した。)
    Wineも細かい設定をすれば、CorssOverと同等になると思います。
  • ゲームやオフィスソフトは、検証済みである

今回は、WinMarge

をうとかしてみたいと思います。

HPより、インストーラー(WinMerge-2.16.42.1-Setup.exe)をダウンロードし、選択するだけで

CrossOverのインストール画面が立ち上がります。
スクリーンショット 2024-10-27 14.33.34.png

インストール先のボトル(隔離された環境、仮想環境に似たイメージ、どのOSとするか選択できたりします)
を選択し、インストールします。

スクリーンショット 2024-10-27 14.38.28.png

一部文字化けもありますが、正常にインストールし、起動できました。

スクリーンショット 2024-10-27 14.39.13.png

スクリーンショット 2024-10-27 14.39.07.png

あとから、互換性レイヤーなので、あとから指定OSのバージョンを変更することもできます。
(これは助かる)

スクリーンショット 2024-10-27 14.40.59.png

Windowsの動作検証としては、互換性レイヤーは使えませんが

動くだけで良いと言うのであれば、WineやCrossOver等の互換性レイヤーでも十分なのではないでしょうか。

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