Forward+でレンダリングエンジンを作っていたのですが、Forward系でも結局ポストのためにG-Bufferが必要になってきて、ZPrepassが無駄で冗長な処理に感じてきたので、Deferred系にレンダリングエンジンを一新しました。
その際に、G-Bufferの出力でMSAAをかけていたら、法線のG-Bufferにアンチがかかってしまってアーティファクトが発生していました。
キャラモデルと背景との間に不自然なアーティファクトが発生している。
法線のG-Bufferを見るとこんな感じで法線にアンチがかかって、変なライティングが起きていた模様。
というわけでG-Bufferの出力からMSAAを外すとこんな感じで綺麗になった。
最終シーン
法線バッファ
さて、これでMSAAがかからなくなってしまったので、元のエンジンよりジャギーが目立つようになってしまっているかもしれません。MASSってピクセルの深度値でアンチをかけるので、ディファードシェーディングをかけるときに深度値を書き込むようにしてやれば、そのタイミングでアンチをかけられるかもしれません。