はじめに
例えば、外部のシステム等から入力した情報をもとに、データソースから該当するレコードがあるかフィルターをして、存在しない場合は別のアクションを実行したいようなケースがあります。
今回は、Dataverse の "行を一覧にする" アクションをベースに実装アプローチについて紹介します。
実装アプローチ
以下のように、Dataverse の "行を一覧にする" の結果をベースに、該当するレコードがない場合は新しい行を追加、存在する場合はそのレコードを更新するようなフローを作成してみました。
条件式のポイントについて説明します。
左側は、以下のような感じで、empty 関数で "行を一覧にするアクション" の結果の value を囲みます。
empty(outputs('行を一覧にする')?['body']?['value'])
右側は、数式で true を入力します。
試しに実行してみます。データがない場合、新しい行を追加しているようです。
もう一度同じ内容で実行した場合 (データがある場合)、データを更新しているようです。