はじめに
今回は、前回の以下の記事に続き、Power Apps のフォームコントロールの入力を複数ページに分割する方法について紹介します。
上記記事ではフォームの入力をタブで分割しましたが、今回は、以下のように、入力項目が多いフォームを複数ページに分割して入力できるようにします。
アプローチ
こちらは、実は非常に簡単です。
とりあえず、一つめのページを作成し (ページにラベルやフォームコントロールやボタンを追加し)、そちらを複製していきます。
フォームコントロールの [フィールドの編集] を選択し、各ページで入力させたい項目に変更します。
そして、最後のページのボタンを [次へ] ではなく、[送信] みたいな感じにして、[OnSelect]
プロパティを以下のように設定します。
実は、これで、複数のフォームコントロールのデータを一括で登録できるんです。
Patch(
出張申請テスト,
Defaults(出張申請テスト),
Form3_1.Updates,
Form3_5.Updates,
Form3_6.Updates
)
データ登録を試してみます。
無事にデータ登録出来ました。
※データ送信後のメッセージ表示やデータのクリアの処理などは割愛いたします
Patch 関数を利用した際のメッセージの表示については以下の記事を参考になさってください
まとめ
今回は、Power Apps のフォームコントロールの入力をページを分けて分割する方法を紹介しました。
少し手間ですが、入力項目が多い場合、このようにした方が利用者にとっては優しいと思いますし、必要に応じて、このようなテクニックを利用することもご検討ください。