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Excel を利用して Microsoft Dataverse のテーブルにデータをインポートする

Last updated at Posted at 2023-03-15

はじめに

Microsoft Dataverse では、Excel からデータをインポートすることが可能です。

image.png

個人的に、一回だけ既存のデータをサクッとインポートするような場合、こちらの機能を利用するのが簡単で便利だと思いますが、初めて実施した際少しはまってしまったので、私の手元で上手くいった手順を説明したいと思います。

データのエクスポート

最初に、既存のデータをエクスポートします。
こちらでエクスポートされたデータを利用するのが簡単かと思います。

image.png

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データの加工

エクスポートした .csv ファイルを開きます。

image.png

文字化けしているため、メモ帳で開いてエンコードを変えて保存しなおします。

image.png
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再度 Excel で開き、既存のデータを消して追加したいデータを入力、転記などいたします。

image.png

不要な列も消してデータを入力します。
今回は最小限の列にしておきますが、列が複数ある場合は、既存のデータの入力形式や型を参考にデータを入力します。必要に応じて、既存の Excel のデータなどをコピーして貼り付けてください。

image.png

一意識別子 (今回の場合は crcda_department2id) の列は念のため残したままにしておきます。

image.png

基本的にはインポートする Excel 側には不要と考えられ、消してしまっても問題ないと考えますが、以前、一意識別子 (今回の場合は crcda_department2id) の列を消した際、インポートに失敗したことがあったため、念のため残しておきます。

データを保存します。再度、メモ帳で開き、UTF-8 でエンコードします。

image.png

データのインポート

保存したデータをインポートしていきます。

image.png

ファイルを指定してアップロードします。
マッピングが正常終了していますが、[列のマップ]を選択します。

image.png

列のマッピングの画面が表示されるため、以下の箇所 (部署は一意識別子) を変更します。

image.png
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こちらの画面で、Dataverse 側のどの列を Excel 側のどの列とマッピングさせるか設定します。
今回は、列が少なく、自動で作成されたマッピングの設定で問題ないですが、列が多い場合は、念のため確認し、必要に応じて変更します。

image.png

そのままインポートしようとすると、以下のようなエラーが発生することを確認しています。

image.png

Reason: Bad Request, Header x-ms-client-request-id 97d25089-51d1-4c3e-b4cb-0288ef1cc7da, Invalid type for entity id value

インポートします。

image.png

今回はデータが少なかったのですぐに完了しました。

image.png

問題なくデータが追加されていることが確認できます。

image.png

まとめ

今回は、Excel を利用して Microsoft Dataverse のテーブルにデータをインポートする方法について紹介しました。既存のデータを一度サクッとインポートしたい際はこちらの方法が手軽で便利かと思います。

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