はじめに
今回は、Power Automate で Dataverse の以下のような日付型の列でフィルターするアプローチについて、少し癖があるので、自分自身の備忘も兼ねて説明します。
利用シナリオとしては、例えば、日付列をベースに、一定の期間のレコードを削除したり退避する、以下のように、チャットボット (Power Virtual Agents) を通じて、勤務状況をシェアするアプリにデータを登録 ( 該当日付に既にデータがあるかフィルターをし、データがある場合は既存のデータを変更する) するようなものがあります。
実装アプローチ
まず、失敗例からお伝えします。以下のような感じで、Dataverse のデータをフィルターしようとしました。
実行すると、以下のようなエラーで型が異なる旨のエラーが発生します。
最終的には、以下のようにすることで動作しました。
肝となるのは以下の部分です。formatDateTime で、変換すること、また、その際、ISO 8601 形式にする必要があることです。
formatDateTime(body('時間への追加'),'yyyy-MM-dd')