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MVCについてざっとまとめてみた

Last updated at Posted at 2018-11-11

アプリケーションを開発する上で効果的なデザインパターン

Model View Controller (MVC)についてまとめてみる。

MVCとは

MVCとはアプリケーションを3つの主要なパーツに分割し

効率よく開発するデザインパターンである。

以下の図がMVCを表す概略図である。

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https://qiita.com より引用

MVCは、Model、View、Controllerの3つから構成されて

おりその頭文字をとってMVCと名付けられている。

また、それぞれ役割がある。

Modelとは

Modelでは主にビジネスロジックを記述する。

Modelはアプリケーションそのものであり

データベースの操作も絡んでくる。

例えば、データの検索、変換、処理、検証、関連づけなどは

Modelで開発される。

よって、開発するアプリケーションによって

Modelのオブジェクトは異なることに注意しなければならない。

Viewとは

Viewでは、Modelの表示や入出力を担当する。

モデリングされたデータの表現を描写したりする。

これは、ユーザが直接触れるだろう動画や音楽などの

データを指している。

Controllerとは

Viewの入力を受け取って判断し、Modelを起動する。

また、Modelの結果をViewに渡す。

そして、Controllerではユーザからのリクエストも扱う。

MVCを扱うメリット

・アプリケーションを分割することで効率的に開発できる

→MVCは独立性があるため仕様変更に柔軟に対応できる

・古い機能の改変、新しい機能の追加を簡単に行うことができる

→独立性が保たれているため、各3つのパーツは複雑に紐づいていないため
追加、削除を行いやすい

・開発者とデザイナーが同時に作業できる

→同時に作業できるので迅速にプロトタイピングできる

MVCを扱うデメリット

・開発方法によってMVCどれかを肥大化させる可能性がある

→肥大化することでトラブルの原因にもなりかねないので開発チームメンバーとよく相談してMVCを定義する必要がある。チーム内規約をアプリケーションごとで確認するなど日々意識してアプリ開発をする。

・定義が人によって曖昧なのでそれぞれがMVCを適用するとシステムがぐちゃぐちゃになる

→これも上述と同様にチーム内規約を作り、MVCを明瞭化させることで防ぐことができる。チーム内規約の例としては、チームとしてやってはいけないことを決めておくなど。また、定期的にコードレビューを行いチームにとって最適なMVCを保てているか確認をする。

まとめ

MVCはModel、View、Controllerで構成されていることは

どこの開発グループでも同じだろうが、開発グループによってさらには

案件によってMVCの規則はさらに細分化されて決まっている可能性がある。

もし、何かのプロジェクトでMVCを元に開発を進めているのならば

開発チームのメンバーと日々コミュニケーションをとって

効率よく開発を進めていきたい。

参考資料

MVCを理解する
MVCモデルについて
ぼくがかんがえたさいきょうのMVC

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